東京都渋谷区富ケ谷において、地上3階、地下1階建てのマンションの建設現場で、盛り土規制法の許可を得ずに工事が実施され、土砂崩れの危険が指摘されました。同建設業者は2025年6月、擁壁を撤去し、高さおよび長さ数十メートルに及ぶ盛り土を造成。しかし住民からの見直しの訴えを無視し工事を強行したため、住民5人が刑事告発状を提出しました。先行して渋谷区に提出された工事停止命令の訴えでは、東京地裁が住民側を支持しましたが、渋谷区は即時抗告しています。本件は、2021年の熱海市土石流災害を受けて制定された盛り土規制法の問題が改めて焦点となっています。

今回の事案は、建設業者の明らかな法令無視と監督機関である渋谷区の対応不備が浮き彫りとなっています。まず、建設業者が盛り土規制法を無視し、土砂崩れの危険を住民に強いる無責任さは看過できません。
この法律は、過去の大規模災害を教訓に公共安全を守るために制定されたものです。企業利益を優先し、この法趣旨を軽んじた行為には厳しい批判が必要です。
また、住民の生命と財産を守るべき渋谷区が工事を止めるどころか、地裁判断を不服として即時抗告という選択をしている点も問題です。行政が住民の安全に対しこれほど消極的な姿勢を見せることは、住民不信を呼びかねない重大な過誤と言えます。
これを解決するためには、以下の施策を直ちに実行すべきです。
渋谷区は即時抗告を取り下げ、速やかに工事停止命令を出すこと。多くの市民が経緯を把握できるよう、行政・業者の意図と判断基準を詳細に公開すること。盛り土規制法の遵守を徹底するため、さらなる罰則強化や監視システムの整備を推進すること。人命は経済的利益や工学上の利便性よりも最優先されるべきです。今回の事案を曖昧に済ませることは、安全を軽視する社会を助長し、未来への警鐘を無視するものです。社会全体が責任の重さを共有し、毅然とした対策を求めるべきです。
ネットからのコメント
1、写真を見て、正直エグいなと思いました。
住宅のすぐ横に、あの高さで積まれた土。安全のための工事のはずが、見た目から伝わるのは「仮で押さえているような不安定さ」です。そもそも、ここまでの盛り土は何のためなのか。安全性を確保するための工事のはずが、許可も取らずに進められているのであれば、本末転倒に見えてしまう。盛り土規制法は、あの熱海の土石流を教訓に作られたもの。つまり「起きてからでは遅い」という前提のルールのはずです。それを軽視する形で工事が進められていたとすれば、単なる手続きの問題では済まない。利便性や利益のための開発と、安全を守るための線引き。そのバランスをどこで守るのかが、今まさに問われているように感じます。
2、高さ制限のある住宅地域。容量を目一杯にして販売(賃貸)したいから、写真の盛り土になっている部分の地表面が1階で盛り土部分全体が地下部分となる。盛り土部分の引きの写真が無いから全体がわからないが、無許可でやっていたのなら、盛り土の土固めも、土砂崩れ防止の塀も信用出来なくなる=付近の住人は常に崩れる心配が付き纏う。
建設許可を取り消して、盛り土を取り除くべきだろう。そして新たに許可を与えるにしても、盛り土するなら、地下を造ることは認めてはいけない。
3、どうも元は擁壁でその上に社員寮かなんかが建ってたのではないかと思うが、元の所有企業がその土地を売却したのは元の擁壁が老朽化して、そのままでは擁壁が倒壊でもしたら大惨事だから、そうなる前に、古い擁壁を解体し、新たに堅牢な構造物を構築することができる相手、つまりマンションデベにということだった可能性も。建設中のマンションの計画が分からんのでなんとも言えないが、もしかすると擁壁と言うより、盛るのではなくて切土して建物の1階が道路面辺りに作る計画という可能性も。もしそうであれば、切った土を一時的に上に盛ってる?大きな建物を元のような弱い擁壁の上には建てないと思う。今の状態のままにしておいて安全なのかもよく分からん。
4、北関東の各県には、豊洲から出たとされるヒ素の混ざる土があちこちの谷を埋め尽くしています。場所によっては数十メートルあった谷が真っ平らになる程埋め立てられました。
そこに出入りするダンプは綺麗なのですが、ナンバープレートだけが土で汚されて読めませんでした。地元の市民や建設会社が市に通報しても、県に通報しても、警察に通報しても、どこも動きませんでした。議員に睨まれるという話ですが、どの議員なのかも教えてもらえません。帰るダンプの後をつけ、東京隣県の土置き場まで辿った建設会社の方が、その土置き場の近隣の方に聞いたところ、豊洲の土を一旦置かせてほしいと言われて、防水シートを敷いた上で短期間ならという話のところまで突き止めたそうです。元を辿ると東京都の公共工事ってこともあるので、黒幕はどこなのか突き詰めると驚くような結果になるかもしれませんね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0488c417b9bdc1747a3a80eaa8d36259810f3638,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]