事件概要:
2023年10月8日に行われた衆院選では、自民党が比例代表で大量の票を獲得しながらも、比例名簿に登載した候補者が不足したため、計13議席を他党に譲ることになった。得票数から計算すれば本来80議席を獲得できたはずであるが、比例名簿に載せられた候補67人が当選、13議席分は補充できなかった。特に南関東で6議席、東京で4議席、北陸信越で2議席、中国で1議席が譲渡されることとなり、これは自民党の圧勝が象徴する現象だ。2005年の郵政選挙でも同様の事例があった。

コメント:
今回の衆院選における自民党の比例代表名簿不足問題は、党としての制度運用の欠陥を如実に示している。比例名簿は、獲得票に対する議席を効率的に生かすための重要な戦略であり、大量得票に対して候補者人数が不足し議席を譲る結果は、有権者の意思が完全に反映されなかった事態と言える。
これは党の管理能力のみならず、選挙制度の運用全般にも厳しい視線を向けるべき場面である。
問題の背景には、比例名簿策定時点での見通しの甘さ、また候補者数の調整への怠慢がある。加えて、比例代表制度の運用自体が、特定政党に票の偏重が起きた際の柔軟性を欠いている点も課題として浮かび上がる。
改善のためには、①事前の選挙戦略における比例候補の最適な配置と調整、②比例名簿策定において票数変動に対応できる予備候補の導入、③制度そのものの構造を見直し、得票が正当に議席配分へつながる仕組みの整備が必要だ。これらの措置を取ることで、次回の選挙において有権者の意思を損なわない結果が期待できる。
候補者数不足問題は、政治にまつわる制度疲労の象徴でもあるが、一方でその改善が進むならば、民主主義の成熟のためにも一歩踏み出す良い契機となるはずだ。
ネットからのコメント
1、多くの人もそうだと思いますが、個人的にも生きてきた中でここまでの1党による圧勝劇ってのは初めて見ました。たしか40年ぐらい前の中曽根政権の時に自民党だけで300議席ぐらいとったことありますが、その時を超えてますよね。
ただそれだけ高市首相は日本国民から大きな責任を負ったってことですし、本人も今ごろ自覚して武者震いしてるかもしれませんね。とにかく日本の国益、そして国民の生活・幸せを追求してもらいたいと思います。
2、まぁもったいない話しですね。13議席も他党にプレゼントですか。 しかしおかしな話しで、自民に入れた方々の意思はどう成るのですかね。中革連など嫌で自民に入れたのに当選するのは中革連の議員とは、やはりおかしいでしょう。 この様な民意が反映されない制度は即刻改正すべきでしょうし、議員定数削減の対象にするべきでしょう。 この様な高市総理の大勝ですから、その13議席も惜しくは無いでしょうが、課題は残りましたね。
3、この結果多くは中道の議席となってしまい、実態は公明党=創価学会の議席となっている。かなり多くの数の影響があると思う。結果確定後にジャーナリストたちが検証すべきだ。自民への比例票が公明党議席など、明らかに不適切で、公明党斎藤氏が内心大喜びしている。立憲から吸い取ってその上にこの自民からの押し出しがあって大変に潤って大成功。
だから中道の会見でもさして辛そうな表情がない。最高に恩恵を受けたからだ。これはしかし明らかにおかしい。票の価値を捻じ曲げて、民主主義と憲法の精神に反した比例制度の欠陥であり制度設計が違憲ではないか。厳しく検証されるべきだ。
4、この選挙を通して、オールドメディアやSNSを含め情報をどう精査すればいいか本当に難しいなと思いました。オールドメディアではこれからは多党化の流れだとか、自民党は学会票が抜け多くの議席を失うなどの報道が目立ちました。情報の精査を見誤ると立憲のようになるという教科書に載るレベルの出来事を目の当たりにしました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e225d29f4142abc4a8651e8fddb82b1e1cf2b262,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]