環境省が発表した最新データによれば、日本の一般廃棄物処理にかかる経費は、2026年3月27日時点で年間2兆4,489億円に達し、前年から6.9%増加した。この金額は全国の国立大学の年間運営交付金の2倍以上に相当する。特に食品ロスが問題視されており、生ごみの約80%が水分であるため、資源化されず燃やされている現状がある。日本では廃棄物の焼却が多く、温室効果ガス排出が気候変動につながるとの懸念も示されている。食品ロスを減らす取り組みとして、「必要以上に調理しない」「食材を使いきる」「生ごみの水切りをする」などの方法が提案されている。
高額なごみ処理費用は決して軽視できない。我々が納める税金の一部が、効率的でないごみ処理に費やされている現状は憂慮すべき事態だ。特に、食品ロスと生ごみの管理は致命的な欠陥を抱えている。韓国が生ごみリサイクル率を飛躍的に上昇させた例を参考に、リサイクル技術と市民意識の向上を急務とすべきである。まず、食品ロスを削減するための教育を強化することが必要だ。次に、排出された生ごみの水切りやリサイクル施設へのインセンティブを提供し、資源化を促進する。
また、企業にも食品廃棄に関する責任を厳しく求める政策が不可欠だ。我々の税金が、未来へつながる教育や福祉へと効果的に使われるよう、社会全体でごみ処理費用削減の努力を進めるべきである。食品ロスの削減は、我々の道徳的義務と理解し、一人ひとりが行動を起こす時が来た。
ネットからのコメント
1、少し飛躍して。 日本で「食品ロス」の量が国際機関の食料支援を超えているというから驚きだ。根本的な問題は、いまの経済システムが食品ロスの発生を必然としていることだ。たとえば、コンビニは初めから相当な量の廃棄を生産・販売計画におり込み済みという。そこを根本的に変えない限り、「もったいない」の精神は生きない。 なお、世界でこれから食料不足になりそうだが、貧困国でなく大量消費と食品ロスの先進国の問題と認識すべきだね。
2、昔コンビニでバイトしていたが食べ物の廃棄が凄くて、何で廃棄前提でおにぎりや弁当を発注するのか聞いてみたら、品切ればかり続くお店には客がこなくなるからとのこと。つまりスーパーやコンビニに買い物に行って品切れてても二度と来るかと思わずに仕方がないよね、と許すような日本人の意識が変化がないと廃棄の問題は難しいのではないのかな。
3、食品リサイクルは理想的だが、止めた方がいい。ゴミ処理で最も費用が掛かるのは収集運搬で、回収ルートが一つ増えれば膨大な費用が発生する。現行のプラスチック回収も同様だが、別ルートで回収された多くの量が燃料として燃やされている。それなら最初からゴミとして集めて、燃やして、清掃工場で発電に資した方がいい。費用面で言うならそういうことになる。
4、このような記事で問題提起してくれるのは問題意識を持つことにつながるのでとてもいいことですし、ありがといことです。ただ、食品のごみを家庭ごみと企業ごみとで分類していただかないと、真実が見えてきません。家庭ごみといっても、そのごみからどうやって食品を割り出しているのかも教えていただきたいです。また、昨今の世界情勢や有事の影響下では、国民の不安要素にもなり、物価が安定しないどころか値上がり傾向になれば、安いものを買い込む対策を取るのはごく自然な流れです。食品ごみを実際に減らしていくためには、必要な人が必要なものを必要な時に必要な分だけ購入して適切に消費する、というだけのことですが、現状ではこれが一番難しい壁になっていますね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/aa8decaa88b297405205ea27f2b9ec3f6af50b68,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]