名古屋市守山区の「コストコホールセール守山倉庫店」で製造・販売された調理食品「ハイローラー」による食中毒が発生しました。5月末と6月1日に調理されたハイローラーを食べた7歳から49歳の男女5人が下痢や腹痛を訴え、腸管出血性大腸菌「О157」が検出されました。このうち3人が入院し、小学生の男児1人は「溶血性尿毒症症候群」を発症して治療中です。この店舗では2日間で939パックが販売されており、保健所は購入者に食べないよう呼びかけ、当該厨房を当面の間、営業禁止とする処分を行いました。

今回の事案は、食の安全という基本的な信頼が大きく損なわれた深刻な事件です。多くの消費者に届けられた商品が、大々的に流通してから被害が明らかになった点は、早期発見・対応の欠如といえるでしょう。
問題の本質は、食品衛生管理体制の甘さです。短期間でこれほど多くの商品が製造・流通し、被害を大規模化させてしまった背後には、原材料の検品不足、調理現場の衛生基準の徹底欠如、問題発生時の情報伝達と対応の遅れが見られます。
モノの大量生産と安全維持が如何に共存できるか、企業責任の在り方が問われます。
再発防止には、店舗独自の衛生管理システムの整備が必須です。また、製造過程ごとにトレーサビリティ機能を充実させ、問題発覚後の流通商品の即時停止を可能にするIT監視システムの導入が急務です。同時に、従業員教育や定期的な衛生監査の実施など、人の手によるリスク回避の強化を進めるべきです。
一つの過失が命を危険に晒す現実を前に、企業は「安さ」や「量」を追求するだけでなく、「命を支える責任」を重く受け止める必要があります。食品業界全体が早急に意識改革を進めるべきです。
ネットからのコメント
1、この規模の販売数にしては被害に遭った方の人数が少ないと感じる。この5名は一家族なんでしょうか?もし、そうならば購入者の管理の問題では?店舗側の責任追及は気の毒に思える。
2、O157が検出されている以上、行政が営業禁止処分まで出したのは相応の根拠があったのでしょうけど、「939パック売れたのに確認された患者が5人だけ」という数字に違和感を覚える人はいると思います。
気になるのは、重症化して小学生が入院している一方で、現時点の患者数は少な過ぎることです。だからこそ「本当にこの商品だけが原因なのか」「他にも発症者はいないのか」は今後の調査を見ないと分かりません。購入者が食した時の状況なども含め、原因究明は徹底してほしいですね。
3、この5名の方々は、ご家族なのでしょうか?それとも、別々のご家族なのでしょうか?同じ家族であれば、コストコ側ではなくてご購入後の温度管理のミスなのでは?と、ニュースを見て思ったのですが…。コストコ側が原因であれば、もっと被害者数が多くなる気がします。
4、他の人も仰ってる通り、900Pの販売数に対して被害者5人って…絶対ハイローラーが原因じゃないでしょ!その5人はファミリーだよね?もっとちゃんと調査して、納得出来る結果出して下さいよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fc69a2e9d0c2b610babecf78c0251973710fbac2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]