中国外相が、軍事クーデター以降拘束されているアウンサンスーチー氏と非公式に面会したという報道は、ただの外交的イベントに留まらない重大な意味をもちます。特に、親軍政権幹部が同席したという事実は、ただの表敬訪問ではなく、何らかの政治的取引や影響力の行使が絡んでいる可能性を示唆します。スーチー氏がミャンマー民主派の象徴である一方、軍政による統治が諸外国から厳しい批判を受ける中で、中国政府がどのようにこの問題に介入しようとしているのかが焦点です。

中国の動きと軍政の利害調整が透けて見える本件には、深刻な問題があります。一つは、強権統治を容認もしくは支持するような動きがあれば、それはミャンマー民主化に逆行するだけでなく、東南アジア全域の安定をも揺るがしかねません。二つ目は、非公式な面会が、国際基準に照らしても極めて不透明であり、本来公開されるべき政治的なやりとりに対して市民の信頼を損なう恐れがあることです。
こうした状況を是正するために、まず必要なのは、中国側とミャンマー軍政双方に国際社会から強い透明性の要求を突きつけることです。また、スーチー氏の軟禁問題を単なる内政問題として放置せず、地域協力枠組みを通じて民主化プロセスの再始動を進めることが重要です。加えて、経済的・外交的インセンティブを通じて、クーデター後の権力構造を見直す方向性を提示するべきです。
強権支配の下に置かれる自由と平等の価値は、高らかなスローガンではなく、市民の生活や権利をリアルに基盤づけるものであるべきです。試練の時代にこそ、私たちは普遍的価値のために一貫した強い声を上げる必要があります。
ネットからのコメント
1、ミャンマーは軍事政権、民主派勢力、様々な少数民族が入り乱れ、国家としてまとまりきらない状況です歴史的にミャンマーの軍は対外勢力への抑えとしてではなく、国内の反抗勢力を抑えることに力を費やしてきました中国はミャンマーの地理を利用したいものの、泥沼の内戦へ深く関与するのは避けているように見えます
2、スーチー氏を親日とか言うメディアとんでもない、中国に一辺倒の人ですクーデター前にスーチー政権に変わった瞬間からヤンゴン市バスは中国製に急速に置き換えられた日本の中古バスから歴代の駐ミャンマー日本大使がマヌケ揃いの連続だったからミャンマーを日本と同じ左側通行の国にすることを提案と支援するとしなかったから、旧イギリス植民地の中で唯一ミャンマーだけが右側通行の国で固まった。
ミャンマーの東西南北の国々が中国を除いて左側通行にもかかわらず。中国はクーデター軍側とスーチー側にも接触するが、最終的にはクーデター軍側で今回もスーチーは騙され、利用されるだけ。
3、中国がスーチー氏と面会したからといって、民主化を本気で後押ししていると見るのは早いと思う。むしろ、ミャンマーの混乱が長引けば、中国にとっても国境管理、資源開発、インフラ投資、影響力維持に支障が出る。軍政だけに寄りかかるより、スーチー氏の存在も含めて、今後の政治的な落としどころを探っているように見える。欧米が制裁中心で関与しづらくなる中、中国が調停役のような立場を取れば、ミャンマーへの影響力はさらに強まる。ただ、それが民主派や国民のためなのか、中国の国益のためなのかは冷静に見た方がいいと思う。
4、ミャンマーの軍事組織の構築は日本が大きくかかわっています。実際に日本の自衛隊に留学生もいたわけですから、安倍首相のときもつながりはしっかりあった。その中で軍事組織が暴走しないようにコントロールしてきたわけです。
しかしその後外交ができていないから、そこに中国がつけいっている。見方にしようとしているのだ。中国は経済的な結びつきをつよめて、安全保障面でコントロールするのが得意ですから、そのせんでいくのだろう。カンボジアもそうです。日本のODAはカンボジアから撤退してしまったから、随分影響力がなくなった。アジアはどこで寝返りをするかわからないので、武器輸出はそこそこでよろしいかと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9b252435ff900578659a7ba2c81f4e22b1d783c4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]