事件概要:2025年8月、ある企業の新設トイレでピクトグラムが男女ともに黒一色で表示されたことに対し、利用者から混乱を招くとの声が上がった。男性用と女性用のトイレが並んで配置され、ピクトグラムは上半身の形が共通で、下半身のみで性別を示すスタイルが採用された。クレームを受けて、企業は「青は男、赤は女という決めつけは良くない」という立場から変更を加えたが、逆に分かりづらさが指摘された。
ピクトグラムは日本産業規格(JIS)に基づき、青が男性、赤が女性として定着しているが、民間施設では柔軟な対応も求められている。
コメント:この問題の核心は、性別を表現する方法についての混乱にあります。ピクトグラムの色分けやデザインが一見、男女平等を重視しているように見えますが、実際には利用者の混乱を招いているのが現実です。トイレは緊急時に誰もが使用するものであり、分かりやすさが最も重要です。ユニバーサルデザインとしての意義を尊重するのは良いことですが、実際の使い勝手を考慮しないデザインは問題です。
具体的な解決策として、まずはピクトグラムに色を取り入れることで、視認性を高めるべきです。次に、トイレの配置に工夫を凝らし、例えば右側に男性用、左側に女性用など、視覚的に一目で分かるように統一感を持たせることが重要です。
また、JIS規格を尊重しつつも、民間施設では柔軟なデザイン変更を許容することで、施設ごとに適した改善を行うべきです。
最終的には、性別や固定観念を打破するための努力も重要ですが、それよりもまずは安全性と利用者の利便性が最優先されるべきです。
ネットからのコメント
1、「ピクトグラムで一番大切なのは、分かりやすさです。」この一言に尽きるかと。男性が青、女性が赤というのは、気になる人には気になると思います。ただ気になる人がお店などに意見を言うだけであって、気にならない人が「トイレのマーク分かりやすいね」などの意見は言いません。数々の意見に対応しようとすると、訳のわからないピクトグラムになると思います。
2、ホットは赤 コールドは青も決めつけなんですが、これが問題にならないのは人間ではないからってだけですよね。熱い水は赤くないし、冷たい水は青くない。でも、イメージ的にはとても共感しやすい。わかりやすさ犠牲にしてまで、少数声デカの人たちの意見を押し通す必要はないと思うけどな。
3、お手洗いのマークなんてわかりやすさがすべてなのでは。
思想信条を持ち込まれても不便になって困る人がいたら意味がないですし。普段文句を言っている人も、限界まで我慢している時ならトイレのマークに文句を言ったりしないと思うんですよね。お手洗いはそういう場所だと思います。形がわかりにくい人も色分けすればわかり、色がわかりにくい人もシルエットが違えばわかるのでそこにお金をかけるなら、多目的トイレか、はっきり見えない人向けの音声案内、を増やすほうがいいのではないでしょうか。
4、何でも偏見ってなるがイザという時、分かりにくいマークだと間違って別のトイレ入ってしまうことにもなりかねません。間違って男性が女性用に入った警察沙汰になりかねません。入ってしまって、あって出てきた時に女性鉢合わせそれでも犯罪者扱いの可能性もあります。そこはわかるようにしてほしいです
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/49ec806b3df99c93ded06bad41cb5fc6ecad4b90,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]