愛知県豊橋市内の保育施設で、不適切な保育が発覚し、同市が5月1日に改善勧告を出しました。この施設では昨年4月以降、女性保育士が泣いている園児に対して「うるさい」と怒鳴ったり、トイレを訴える子どもに約15分間我慢を強いる行為が繰り返されていたほか、複数の保育士が園児を身体的な特徴を含むあだ名で呼ぶなどの問題行為が確認されました。これらの行為は、公益通報を受けた昨年9月以降の調査で明らかになったもので、市はこれを不適切保育と認定。施設には5月末までに原因分析と再発防止策の具体的な提出を求めています。豊橋市が保育施設に改善勧告を出すのは初めてのケースです。

幼い命を預かる保育現場で起きた今回の一連の不適切行為は、極めて深刻な問題です。泣き声を「うるさい」と叱責し、トイレを我慢させる行為は、責任ある保育士の対応とは言えません。
また、身体的特徴でのあだ名呼びは、子どもたちの自己肯定感を損なう可能性が高い行為です。これらの行動が繰り返されてきた背景には、職場環境や指導体制の不備があると推察されます。
本質的な改善には、以下のステップが必須です。一つ目は、定期的な第三者機関による保育環境のチェック体制を確立すること。二つ目として、保育士の倫理教育を充実化し、子どもの尊厳を守る意識を養うこと。三つ目は、公益通報者が報復を恐れず告発できる仕組みを強化し、現場で問題が起きた際に迅速対応を可能にすることです。
子どもたちは未来を担う宝であり、その健全な成長を阻害するような行為は、どのような理由があっても許されません。一施設の問題として片付けるのではなく、社会全体で「子どもを守る」という使命感を再確認すべき瞬間です。この問題から目を背けることは、それ自体が新たな無責任を生む結果につながります。
ネットからのコメント
1、あまりにも酷い保育施設の環境に、思わず絶句してしまいます。怒鳴りつけたり、無理矢理トイレを我慢させる行為はもちろんダメですが、身体的な特徴を用いたあだ名呼びはもはや論外です。
小さな子供なだけに精神的なショックは強く、まずは子供達の精神メンタルのケアを十分にしてあげて欲しいと思います。そして、このような言動や対応をする人間に保育士は務まりませんので、園としても厳しい処分をする必要があると感じます。
2、この手の事件が起こると、人手不足や労働環境のせいにされるが、やはり「元々のキャラクター」が原因だと思う。普通は、他人の子どもを虐待や不適切保育などしない。それが出来ない時点で普通ではないし、マトモな人はマトモ。また、実際には表には出て来ていない事案が少なからずあるのだろうし、今回のケースに至らないレベルの場合も沢山あるのだろう。ただ教師の性犯罪もそうだが、厳罰化すべきだし、暫くすれば現場に戻ってきてしまうシステムは問題だと思う。
3、守るべき相手に対して、恐怖を与える関わりがあったのは重く受け止める必要があります。泣いている子どもやトイレを訴える子どもへの対応は、保育の基本に関わる部分です。不適切な言動が繰り返されていたのであれば、個人の問題にとどめず、施設全体の体制や風土も見直す必要があると思います。
一方で、保育現場の負担や人手不足が背景にある可能性も否定できません。だからこそ、問題が起きた時に個人を責めて終わらせるのではなく、再発を防ぐ仕組みまで整えることが重要です。子どもにとって安心できる場所であるために何が足りなかったのか。その問いは現場だけでなく、社会全体で考えるべきものなのだと思います。
4、保育士してるとふざけてトイレに行きたがる子や、それに巻き込まれてなんとなくでトイレに行きたいと言い出す子もいたりで見極めが難しいことも全然ありました。そうなると絵本の読み聞かせも落ち着かないし、給食中に抜ける子がいて注意散漫になったり。ほんとに行きたい訳じゃなさそうだなと思えばキリがいいところまで待ってもらうこともありました。しかしニュースになる程なら日常的に圧をかける保育をしていたんでしょうかね。みんながみんな穏やかに過ごしてくれる子ばかりではないし、変わった保護者も多いしで保育は大変の一言ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0379034916f2b37ca145fe8c2342b0ab092cee8f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]