シャープは三重県亀山にある液晶パネル生産拠点「亀山第2工場」の売却を親会社・鴻海精密工業に試みましたが、価格推移や需要不足を理由に昨年末に不成立が決定。工場は今年8月で生産を停止し、1170人を対象に希望退職を募る予定です。これに関連する費用として100億円の特別損失を2025年度決算に計上すると発表。また、鴻海との連携を続ける形で隣接する別の建屋を使用し、AIサーバー生産を進める計画を強調しましたが、事業再編の影響が注目されています。

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シャープの亀山第2工場売却不成立は、日本の製造業が直面している構造的な問題の一つを露呈しています。親会社である鴻海が採算性に疑問を抱き売却を拒否した背景は、液晶パネル市場の競争激化と需要の低迷にあります。しかし、1170人もの希望退職を募る決定は、地域社会や従業員の生活基盤に深刻な影響を及ぼします。

本質的な問題は、単なる工場閉鎖ではなく、日本国内製造業の技術革新不足と長期的な市場戦略の欠如。亀山工場が一時は「世界の亀山ブランド」として名を馳せた時代から、企業が市場の変化を読み切れず対応を怠った結果が、現在の危機に繋がったといえます。
具体的な解決策として、まず国内製造業の競争力を強化すべくイノベーションを推進する取り組みが必要です。次に、従業員への再就職支援やスキルアップの提供など、従業員の生活を守る措置が不可欠です。そして、地域への影響を最小限に抑えるため、閉鎖後の跡地活用を円滑に進める計画を立てるべきです。
未来志向で問題を直視せずに現状を進めるならば、日本の産業界はさらなる衰退を避けられないでしょう。力強い改革の意志が、企業存続のみならず、地域経済の継続的な発展を実現する鍵です。
ネットからのコメント
1、シャープの亀山第2工場の売却が鴻海とまとまらなかったという速報は、かなり重たいニュースだと思う。
あれだけ“液晶の城”として注目された工場が、今は生産停止を前提に売却先を探す段階に来ているわけで、時代の変化の速さをそのまま突きつけられる。交渉が成立しなかった理由は表に出ていないけれど、採算性や設備の老朽化、今の市場環境を考えれば、買い手が慎重になるのは当然だろう。生産を止めてから売却を進めるという判断も、もはや“稼働させながら再建する余力がない”という現実を示している。シャープはここ数年で事業の整理を進めてきたけれど、象徴的な工場がこういう形になるのはやっぱり寂しい。とはいえ、無理に抱え続けて沈むより、早めに区切りをつける方が会社としては正しいのかもしれない。問題は、この後の売却先が本当に見つかるのかという点で、ここからが本当の正念場だ。
2、かつては『世界の亀山』として日本ブランドの象徴だった場所が、ついに生産停止。しかも親会社の鴻海にすら買い取ってもらえなかったという事実は、液晶パネル市場の厳しさを物語っていますね。1170人の希望退職という数字も衝撃的です。一つの時代が終わったという寂しさと共に、日本の製造業の在り方を考えさせられます。
3、家にあるテレビは東芝です。亀山ブランドと言われ、世界の頂点にいた頃を知っている世代としては本当に寂しいニュース。親会社の鴻海が「需要がない」と判断したというのは、今の液晶市場の厳しさを物語っていますね。経営判断の遅れがここまで響くとは……。希望退職される1170人の方々の再就職がスムーズにいくことを願うばかりです。
4、我が家のリビングのテレビはシャープの亀山モデルです。テレビは、いつ製造したかが裏見ると書いてあって我が家のは2011年製なんですが、さすが亀山モデルなだけあって壊れません!家電屋さんに行くと、4K、8Kの大きなテレビが以前より安くなっててそれはそれでいいなあと思うのですが、壊れないものは買い替えないです。D端子のひとつも破損しない。配信をWIFIで受けるやつとか足してますけど、4Kでないことを特に気にしなければたぶん、まだ10年は軽く持ちます。ちなみに、日本メーカーですが、メイドインC国の炊飯器や電子レンジ、洗濯機は、しょっちゅう壊れるのでその度に安物と買い替えます。
この辺は高いのを買ってもフタの開け閉めなど雑にやる家族がいるとダメですけど。丈夫いテレビを、液晶を、ありがとう!シャープ!
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/398691f82bdd6b170a29945ee960ae7add1cb00d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]