2部制の導入による甲子園の熱中症対策の効果は、試験的に拡大された今年の大会で実施された。午前8時と午後4時15分からの試合開始、さらに午後1時半や午後10時以降の新しいイニングを避ける設定で、試合は進行された。今年の5日間で発生した選手の熱中症疑いは8件、観客の救護室受診は49件で、昨年の同期間と比べて減少した。しかし、試合の実際の気温低下が主な要因とされ、2部制自体の効果には疑問も残る。
さらに、雨天の影響で試合のスケジュールに混乱が生じ、2部制の弱点が明らかになった。大会本部は今後の改善に向けて更なる分析が必要だと述べている。
2部制の導入における成果と課題が浮き彫りになっています。特に熱中症予防という観点では、選手と観客に対する配慮が見られるものの、実際にはその効果の一部が気温低下に依存していることが指摘されています。これだけの規模で試験的に導入された施策には評価すべき点がある一方で、根本的な解決策としては不十分です。例えば、気象条件に左右されない対策の強化や、予測に基づいた柔軟な対応策の構築が急務でしょう。また、2部制により試合時間が不規則になる問題も、学生スポーツにとっては深刻な課題です。スポーツイベントが健康管理とスケジュール調整を両立させるには、今後の改善と調整が不可欠です。
ネットからのコメント
1、甲子園だけやってもあんまり意味ないと思うよ。7月の予選 だって 神奈川は決勝まで 8試合あるんだから。ドームか とか言ってる人いるけど それも意味ないよ 予選 も 猛暑 なんだから。2時間(半分 ベンチで休憩)のスポーツそんなに過酷?甲子園だけ暑い暑いって騒いでも意味ないんじゃない?選手はそれほど負担に思ってないんじゃない?普段の練習 なんか 真夏でも朝から晩まで 猛暑であろうがやる学校もあるんだから。それに 甲子園だけ猛暑対策したって 7月から38度で予選戦い続けてんだから結局 意味ないじゃん。2部制 徹底的にやるんなら 予選からやらないと本当に選手のためとは言えんでしょ?
2、結果的に天候が悪い年だったというだけで、例年の天候だったらこれで良かったとなるんじゃないかな。実際には、この時期に優先すべきは熱中症対策でしょ。ただ、夜遅くなってのナイターはちょっとやり過ぎの感もある。しかし、両チームがそれでいいというんだからそれで良いとしていいのかもな。難しいところ。
3、そろそろ8月の甲子園で夏の大会をやることは限界ではないか。
京セラドームにすれば、熱中症の問題も雨天順延による日程の問題も全て解消する。決勝までの全試合を京セラドームで行い、決勝戦のみ甲子園で5時からのナイターでやる。高校球児の憧れ甲子園。私も高校野球経験者だから気持ちは理解できるが、時代が変わり気候も変わってきたのだから変えていく必要があると思う。
4、高校野球はドームにした方がいいのではないか。今大会も色々と工夫されていますが屋根がない球場だと暑さの問題、雨の問題の解決は難しいと考えます。昨今の気象では選手だけでなく応援団にも多大な負荷をかけているのではないでしょうか。甲子園でやりたい気持ちは分かりますが、選手達の健康、負荷を考えるとドームもありかなぁと考えます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8ec38f959710ade75086832c76429961b84c0d17,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]