日本サッカー協会は4月2日、なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督が契約満了により退任すると発表しました。同監督は昨年12月に就任し、「ポゼッションサッカー」を掲げてチームを指導。初陣でシービリーブス杯の優勝、アジア杯では大会6試合で29得点1失点という成果を挙げました。しかし、国際親善試合などでの苦戦や東アジア選手権での不振もあり、契約延長を見送る決定がなされました。佐々木則夫監督ダイレクターは「指導の緩さ」が理由であるとコメント。次の監督選定の課題が浮き彫りとなる結果となりました。

サッカー協会がニルス・ニールセン監督の退任を決定した背景には、成果の評価だけでなく、指導スタイルや長期的戦略の欠如が含まれているようです。この決定は、短期間の結果を重視しすぎた協会の姿勢を反映している一方で、国際舞台に向けてのチーム強化という課題が十分に議論された形跡には疑問が残ります。
なでしことして国際競争力を保持し、再び世界一を目指すのであれば、協会としての計画性と采配の基準を根本的に見直す必要があります。
解決策として、以下の提案が考えられます。第一に、監督選定のプロセスを透明化し、長期的視野に立って候補者が選定されるべきです。第二に、選定後も監督の指導方針と協会の戦略が一致しているかを定期的に評価し、改善を柔軟に行える仕組みを構築するべきです。そして第三に、国内外の強豪チームとの交流試合やトレーニングを増加させることで、選手と指導陣の国際競争力を実践的に向上させるべきです。
ニールセン監督が個々の成果を残しながらも志半ばで退任したことは、協会の管理体制が十分とは言えない現状を浮き彫りにしています。より統括的視点を持った体制への移行が必要であり、この問題を解決しない限り、単なる人事交代ではなでしこの未来は描けないでしょう。
ネットからのコメント
1、ニールセン監督は、W杯出場権を獲得するなど、最低限の結果は出した。が、日本女子サッカーが世界一を取り戻すためには物足りない監督だったと思う。
今の代表には世界一を狙えるレベルの選手が何人もいるので、監督を誰にするかは確かに重要だ。ただ、なかなかクオリティを上げられなかった高倉麻子氏は長く引っ張ったのに、ニールセン氏はかなり早く見切りをつけたなぁという驚きはある。
2、一応アジアカップ優勝に導いてくれた監督だから、もう少し言い方がありそうな気もするけどね。ファンとしては解任理由知れていいけど、監督本人からしたらその言われようは納得出来るんかな。本人が直接言われるのと、メディアで解任理由をぶちまけられるのとでは、ちょっと違うような気がする。。
3、ニールセン監督の下でなでしこジャパンがアジア制覇という結果を出したのは事実であり、優秀な監督である可能性は高いでしょう。それにもかかわらず、記事中の内容が本当であれば、協会の方針にそぐわない(協会のいうことを聞かない)という理由での交代は、過去の例を見ても、その後の低迷を招くケースが多い印象があります。今後、もし実績の乏しい、あまり名前も聞いたことがないような日本人監督が就任するようであれば、長い低迷に入る予感がします。
監督の選定は、今後のなでしこの浮沈に大きく影響するだけに、協会には「言うことを聞くかどうか」ではなく、長期的なビジョンを示した上で、それに適した監督を選んでもらいたいです。
4、「その中で、少し、どうしてもサッカーに対する指導が緩いというか、甘い。もっと突き詰めたアプローチ、トレーニングが必要。やはり、彼自身もコーチとして修正できることと、出来ないことがあった」指導内容に不満があった、というのは退任理由として理解できます(本当かどうかはさておき)。しかしそういった批判をメディアの前で公然と口にするのは決してプラスにはならないと思います。「なでしこジャパンは結果を出している監督をクビにして、なおかつメディアの前でNDがダメ出しするようなチームだ」などという評判が広まってしまっては、次の指揮官選定に支障が出てしまいます。こういうときは本音を出すんじゃなくて、とりあえずは差し障りのないコメントを公表しておけばいいんです。世界各国のナショナルチームないしクラブはどこもそうしています。こういうときにこそわが国伝統の「本音と建前」を発揮するときなんじゃないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6aa0b5be4a5925f49f5f6916fb6646e1644b5235,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]