北海道弁天島に押し寄せたトドの大群は、その数約3000頭に上り、過去最多を記録しました。特に2024年度にはトドによる漁業被害が10億円規模に達しており、漁業従事者に深刻な影響を与えています。専門家によると、トドの分布拡大が被害増加の一因とされ、ニシンやホッケなどの主要漁獲魚種が大量に食べられていると指摘されています。トドは網にかかった魚を食い荒らす「海のギャング」として知られ、自然環境の変化や生態系の変動が彼らの行動を拡大させた可能性も浮上しています。

今回の現状は、自然と人間の関係が不均衡に陥った典型的な例です。本来、動物は人間利害の外で自由に生息する権利を持っていますが、漁業被害という問題が浮き彫りになることで地域経済が強く損なわれています。しかし、トドの数が過去最多となった背景には、海洋環境の変化や獲物の減少が影響している可能性が高く、この問題は"トドだけ"に責任を押し付けるべきではありません。
まずは、漁業と生態系の衝突を減らすために以下の手段を講じるべきです。
生け簀技術やトドから網を守る新素材の利用など、漁法の改革を進める。トドの分布拡大を追跡し、環境変化を定期的に調査する仕組みを作る。トドや生態系保護団体、漁業関係者間の連携を強化し、長期的な共存策を検討する。価値観の対立を乗り越えるためには、環境保護と経済活動の両立を探る姿勢が必要です。これを怠れば、私たちはひたすら問題を先送りするだけであり、次の世代へさらに深刻な負担を残す結果となるでしょう。解決は可能であり、行動しないことこそ最大の責任放棄です。
ネットからのコメント
1、自然の摂理だと思う。人間中心に物事を見ると被害かもしれないが、野生動物にとっては、自然体だけである。言っては、悪いが漁師の生業は、原価無しの自然資源を専業的に取って、それを売って生活の糧にしているが、それは、漁師だけの物では無いと思う。すなわち野生動物も生きていく為に必要な物であり、それを被害と言う価値観で判断出来るだろうか。それは、北海道だけに限らず日本国中の漁師に言える。
時に釣り師と釣り場や釣りの対象魚にトラブルがある。何故、自然の資源である魚介類は、漁業者に特別扱いとして法で守られている違和感がある。魚介類の原資は、漁師だけの物では無いと考える。取るだけ取る漁師と釣り人を比べると納得感は、無い。
2、生きとし生ける魚介類が全て自分たちのものではないのから、被害と言うのは適切な表現ではないだろう。漁獲高の低下でいいだろう。漁業者に対するお金の補填のための用語でしかない。地球上で一緒に生存しているので、当たり前なこと。直接人命に関わる羆などとは、同列の問題ではない。
3、トドが3000頭規模で集まるとなると、漁業への影響が深刻になるのも無理はないと思います。被害額10億円という数字を見ると、現場の漁師の方々の負担は相当なものだと感じます。一方で、トドも生態系の一部であり、単純な排除では解決しない難しさがあります。被害を抑えつつ共存できる現実的な対策が求められていると思います。
4、なんでも保護しすぎたらダメだし、乱獲もダメ。しかし人間の都合で考えるのは仕方ない事。
そのおかげで魚が食べられるという側面もある。自然とは流されることにあらず、賢く付き合うという事だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/19fe4b989f9daeb3cd2f1f99c22bebadb038e90b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]