近年の選挙において「白票」の議論が再浮上した。白票は候補者名を記載せず、無効票として扱われるが投票率には反映される。2021年衆院選では無効票59%が白票であり、過去の地方選挙ではその割合がさらに高かった例もある。しかしながら、白票が政治的結果へ影響を与える力は乏しい。一方、白票が示す有権者の「選択の難しさ」や迷いが注目されており、急激な政治情勢の変化や政策説明の不足がその背景にあると専門家は指摘する。投票者は情報を収集しつつ、最適な選択を目指す重要性が強調されている。

選挙にまつわるこの問題には鋭い批判が必要だ。現状、候補者や政党側の説明不足が有権者の迷いや無力感を助長している。白票は有効票と異なり、政治家や制度への影響はほとんどない。本来、選挙は国民の意思を反映する場であるべきであり、結果的に「白票」に多くの有権者が行き着く状況自体が、選挙制度や政治文化の欠陥の現れだ。

解決策としてまず、各政党や候補者は政策の明確化に努めるべきだ。曖昧な主張や詳細な説明が欠けた発信は、国民を迷わせる。次に、ボートマッチサービスの普及を促進し、啓発活動でその意義を国民に周知することが重要だ。また、選挙制度自体の改善を検討し、無効票や白票を減少させるための仕組み作りに着手すべきだ。
有権者が迷い苦しむ選挙は機能不全の兆候を示している。選挙は民主主義の中核であり、「わかりやすさ」と「選択肢の多様性」を提供しない場では、政治への信頼が失われる。今後の政治機構は、有権者の声をより敏感に拾い上げ、制度の改良を行う責務を果たさなければならない。
ネットからのコメント
1、年代別の投票率が明確なデータとして公表されます。昨年参院選で画期的といえる若い人の投票率上昇が見られました。投票すればその世代に良い結果が返ってくるのですよ。
とはいえまだ若い人の投票率は低いので、とにかく足を運んでもらいたいものです。選挙というものは極力多くの人に投票してもらいたいという願いをこめたシステムになっています。たとえば自宅に届く券が無くても身分証明書さえあれば住んでいる市町村で不在社投票もできます。選挙管理委員の人たちは大変でしょうが、選挙の無い時は投票率を上げるための啓発活動をしているので、高投票率で報いてあげたいものです。また投票率が高い選挙なら政治家が宗教団体などに依存してしまう悪癖を打開することにつながります。投票率の低い選挙でいいことなどありません。高い投票率の選挙は何にしても正義です。
2、政治家や政党の立場から見れば、白票が多く集まるという結果は、やはり情けないものだと思います。白票はいくら増えても、候補者の当落を直接左右する力にはなりません。それでも白票が増えるということは、「誰にも託せない」「選びきれない」という民意がそこにある、というサインでもあるはずです。民意を読み取れなければ、自然と白票は増えていくのでしょう。
私自身は、すべてに賛成できなくても、考えや方向性が7割ほど重なる政党や政治家がいれば、そこに一票を投じるようにしています。完璧な選択肢はなくても、現実の中でより納得できる判断をすることが大切だと思うからです。白票が増える現状を嘆くだけでなく、選ばれる努力を続ける姿勢こそ、政治に求められているのだと思います。
3、自分の考えは、自分の一存で決まるならまだしも自分以外も含めて合算される選挙において、白票とは棄権に等しく、厳しい言い方をすれば自己満足でしかないと思います。記事でも挙げられるように結局「こういう結果もありました」と消費されるだけなのです。その一票が何かを変えるなどということは白票では起こらない。だからこそ、消極的でも消去法でも、折り合いをつけてどこに与するのかを考えなければならない。攻めるでも守るでも賭けるでも、未来に繋がる意思表示をしなければならないと思います。
4、よく分からないとか、丁寧に説明してほしいとか、受け身の有権者は多いのですかね。情報は自分で取りに行かなくちゃ。
物価高騰や税負担増等は選挙の結果とも言える。つまり、投票に行かずグダグダ言ってる者を尻目に、大企業や団体の組織票、投票率の高い高齢者に寄り添った政策が進められたのが原因ではないのか。雪が降ったとか面倒くさいとか推せる候補者がいないとか言ってないで、情報を集めて比較検討して、ちゃんと名前を書いて必ず投票するべきだと考えます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/64c19ed2da01649720da8f2fd786adf9ec32bda0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]