ウクライナは、AIを搭載した攻撃用無人機などの兵器の高度化を急速に進めています。その背景には、ロシアとの技術開発競争があり、AI兵器の実用化が戦場での優位性を左右するとの見方によるものです。首都キーウ近郊では、無人機の試験飛行が行われ、AIが標的を認識し自動で攻撃を行う技術が活用されています。防衛分野以外にも、行政や企業でAIを用いるためのプロジェクトが進行中です。一方で、現在ウクライナでは規制が設けられていませんが、EU加盟を目指す中で規制の必要性が高まるとされています。

AI武装競争とその軍事的および社会的影響を考えると、この問題には深刻な批判が必要です。その現状と課題について以下のようにコメントします。
軍事分野におけるAIの開発競争は、深刻な倫理的および安全保障上のリスクを抱えています。攻撃用無人機の自律型システムの進化は、敵味方を問わず無実の民間人を巻き込む危険を拡大させる可能性があります。
本来、技術は人々の生活を向上させるために用いるべきものであり、戦場での利用を優先する現状は異常であり悲劇的です。
問題の本質とは、技術の軍事利用に対する国際的な規制が欠落している点にあります。核拡散防止条約が核兵器の規制において一定の役割を果たしているように、AI兵器についても包括的な国際ルールならびに検証メカニズムが不可欠です。ゼレンスキー大統領が言及する通り、緊急性が非常に高い課題です。
解決策としては、まず国際社会がAI兵器利用のモラトリアムを採択することが求められます。またAI技術の民間応用を促進しながら、軍事応用を制限するための透明な政策枠組みが必要です。さらに、各国政府および企業がコンプライアンスを強化し、技術の倫理的利用を推進すべきです。
AIの無限の可能性を否定する必要はありません。ただ、その方向性が人類を殺戮へと導くものであってはならないのです。私たちは未来を守るために、技術の開発とその倫理的な活用について真剣に向き合う時期に来ています。鋭い批判を恐れず、この危機的課題に取り組むべきです。
ネットからのコメント
1、完全自動兵器の実用化を阻止する方法は、恐らくないと思います。敵の間近で直撃させるまで踏みとどまりたい人間など、どこにもいないと思います。問題なのは、完全自動化の対象が、弾薬レベルから戦術レベル、戦略レベルへとエスカレートしたときで、自動開戦するような仕組みができてしまえば、ターミネータの運命の日のようなこともあり得ると思います。どんでもない技術が出来たものですね。
2、このロシア側とウクライナ側のあえて言うが戦争からは、様々な現代戦の有り様をみせられた。ドローンを使った攻撃。そのドローンを対処する能力。陸続きだからこそ出来る戦争の有り様かと思っていたが。我が国は海洋国家。安価で小型なドローンが我が国に到達する事は無いと思っていた。そんな安価なドローンが我が国を飛びかうようなら、我が国の海自と空自が機能してはいないとも思っていたが。中国側がその小型のドローンの母艦を開発しているとの記憶があるが、それが実用化されるのであれば、小型のドローンでも我が国に飛びかう事が出来る。
そしてこの記事でも書いているようにAI兵器がこれからの主流になるのだろう。「完全自律型」AIが判断して攻撃を行う。中国側は言ってはいたが、未来の主戦場はサイバー空間だと。我が国はサイバーセキュリティが弱いとの評価が続いている。ここの部分の強化も必要だろう。
3、映画「ターミネーター」で描かれた機械との戦争が今正に現実になろうとしています。ウクライナ戦争ではドローンの登場がこれまでの戦争の在り方を大きく変え、一機10万円のドローンが数億円の戦車を次々に破壊する事が大きな話題になりました。このドローンに自律型AIを搭載すれば、どれほど恐ろしい存在になるかはもう説明するまでも無いと思います。更に今は人型ロボットの進化も驚異的なので、例えば人型ロボットを敵地に送り込み、怪しまれずに街中で自爆させるテロ等もこれから間違いなく出てくると思う。
4、もともと戦前のウクライナは、高度に発達したITの活用を目指す国だった。国の行政的な部分のIT活用は広範囲に及び世界のIT企業が参入して来る状況だった。
その基礎的なIT活用の練度が兵器でのAI活用に結びついているのだろう。苦しい戦況だと思いますが、耐えて勝利を勝ち取って頂きたい
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0c1ec357c922e40764c7cd6b9cc6870fcd456ed4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]