熊本市が実施したプレミアム付商品券の販売で、市民から混乱と不満の声が相次ぎ、大西市長が謝罪する事態に発展しました。この商品券は、物価高対策として市が15億円の予算を投入し、計102団体の商店街や店舗で発行されました。2月の販売開始後、多くの市民が行列に並び、数時間かかって購入するケースが続出。一方で「抽選に当たらないと買えない」「市外の人も購入している」などの不公平感から批判が噴出。販売方法を巡るトラブルも発生し、予約抽選販売や整理券配布の遅れなど問題が拡大しました。市長はSNSで謝罪し、制度の見直しを表明しましたが、市民の不満は収まっていません。

市による物価高対策が混乱を招き、住民の怒りを惹いてしまいましたが、その背後には構造的な問題が潜んでいます。住民の声を無視した制度設計による不公平性、そして、販売方法のずさんな管理が事態を悪化させています。
市外の購入者を許可したこと、長時間の列を強いられる構造、抽選システムの未熟さなど、どれも行政の予見不足が原因といえます。

制度の欠陥を改善するためには、まず「地域内居住者限定」の購入枠を設け、身分証明の確認を徹底することが急務です。次に、十分な在庫量を確保して供給不足を防ぎ、需要を事前に調査した上で流通量を調節すべきです。また、オンライン販売や配送サービスを活用し、高齢者や身体の不自由な方でも負担なく利用できる仕組みを整えることが望まれます。さらには、事前説明会や市民との対話の場を設け、運営側と市民の信頼関係を築く取り組みも不可欠です。
真に公平で分かりやすい公的支援は、住民生活の安定と地域の信頼を築く柱です。今回の失敗は、行政が単なる「施策」ではなく、生活に寄り添った「対応」を追求すべきという教訓となるはずです。
熊本市が市民の声を直視し、迅速な改善行動に移すことを強く期待します。
ネットからのコメント
1、プレミアム商品券形式にした時点でこのような結果になるのはわかっていたし不平等だという意見が多かった。それなのに商品券形式にこだわったのは商店街や商業施設に忖度があったのではと勘ぐってしまいます。議会でもこの件は厳しく追求してほしいです
2、隣の合志市では一人10,000円分の商品券が世帯ごとに送られてくる予定です。申請もいらず、市内の登録された店舗で購入できる券です。手間もかからず、かつ平等に配布されるのでとてもありがたいです。
3、熊本市のプレミアム商品券はプレミアム率が40%ですが一人当たりの購入額が三万円までと他府県の2万円よりも高く一万二千円ものプレミアが付きますそして抽選ではなく並び順の販売で他府県の方も購入できますが原資は熊本市の税金からです他府県で多いやり方は抽選で大阪府豊中市では七千円×三口まで申し込めますが応募者多数の場合は口数を減らして多くの市民に行き渡る様にしています並び順で三口、三万円分まで買えるようにした事と市民の税金を他府県の人にも買える様にした事、そして紙式の商品券なので譲渡や転売が容易になった事で転売ヤーに大量の税金からの利益が流れ込む事が問題だと思います
4、商品券にしている時点で、地元商店街、地元企業への忖度だと思います。市民にとっては、現物給付、商品券より現金が一番使いやすいはずです。事務処理する職員だって現金給付の方が時間が掛からないことは分かっているはずです。そのために、マイナンバーと口座を紐付けして公金受取口座としたのですから。商品券を提案する市長にも問題がありますが、それを承認する議会にも問題があります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f976d21c52d7e3768d7d1944b73255ec1797d2d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]