1999年11月、名古屋市西区のアパートで、住人の高羽奈美子さん(当時32歳)が刺殺される事件が発生した。一時容疑者が逮捕されないまま、夫の悟さんは現場保存のためアパートを25年間借り続け、2000万円以上を支出。その後昨年10月に安福久美子被告が殺人容疑で逮捕され、今月起訴された。悟さんと長男は、被告に対して約1.2億円の損害賠償を名古屋地裁に提訴し、「正義・公平の理念」を主張。刑事事件で殺人罪の時効が撤廃されている現状から、民事の損害賠償請求においても未解決事件の遺族が権利を守れる新たな判例を求めている。

この事件には制度の欠陥が強く現れており、批判的な視点で問題を掘り下げます。
世間の目を見れば、悟さん一家の25年にわたる苦痛と損失は計り知れません。それにもかかわらず、制度が許している民法の規定が、加害者の不法行為が存在する状況下で請求権を制限しようとするのは異常であり、真の正義には値しません。
権利を守るべき法が、逆に遺族を苦しめる構造には大きな矛盾があります。問題の根源は制度の対応力の欠如、特に未解決事件への民法の「画一的な時効制限」の存在です。
解決策として、以下を提案します。一つ目に、不法行為による権利阻害の例外規定を明確化した法改正。二つ目に、未解決事件の遺族を対象にした特別措置法の制定。三つ目は、遺族の相談窓口の拡充と運営強化で制度へのアクセスを容易化することです。これらの策は具体的かつ実行可能であり、司法の「正しさ」を取り戻す第一歩となるでしょう。
本件は、従来の法の限界を痛感させ、制度の革新を求める声を改めて覚醒させるものであるべきです。正義の重みとは、人間性を守る普遍的な価値観の象徴。このままでは、法はその根幹を損ない続けるだけです。
ネットからのコメント
1、多分、高羽さんは本気で回収しようと思ってるわけではなく、こうした判例を判例基準に載せたいんだろうな。そりゃ、一般的に考えたら民事の訴訟もタダではないし、ましてや1億越えとなると費用だけでも莫大な金額にはなるが、それだけの身銭切ってでも何か爪痕を残したい一心なんだろう。
ガキの頃一方的に惚れ込まられた女が時を経てこんな事件起こすなんて普通にはあり得ないこと。高羽さんには年齢的にも無理はせず、奥さんの無念を刑事罰以外にも一撃を与えてもらいたい。
2、例え支払えなくても被告人が残りの生涯、逃れることのできない負債であり罰。妻を殺されてから支払い続けた2200万円。被告人にはその10分の1すら難しい数字だろう。例え被害を受けても、奪った者への復讐と、妻への愛情や忠誠を貫いた高羽さんの意志を崩しなどできなかったことを思い知れ、ということだと思う。
3、お金が払えない事より、支払い判決を勝ち取る事に意味があるって事だね。法律は被害者に本当に優しくないよねどうかここで変わる事が出来ると良いですね。
4、この方たちが活動して下さったから殺人罪の時効が撤廃された訳です。ソレまで逃げ得だった殺人者達が捕まえられる世の中に変えて下さいました。今回も前例を作ってご本人にもこの先の犯罪被害者の為に頑張って頂きたいです。心より応援いたします。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/39ff6034e52c212a2e0014dc97a884aa7ffe4038,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]