今回ユーチューバーのてんちむこと橋本天下さんが、ナイトブラ「モテフィット」の販売元との裁判の結果を受け、自身のYouTubeチャンネルでその詳細を語りました。彼女は2020年に豊胸手術を受けていた事実を隠しながらナイトブラをプロデュースし、その後多額の損害賠償を請求され、裁判に至りました。その結果、財産の差し押さえに直面する彼女の姿に、視聴者たちは言葉を失う一方、彼女の奮闘に感涙しています。
二十六日に公開された動画では、裁判当日の出来事が語られました。てんちむさんは「隠していたのは事実だけど、こちらにも言い分はある」と述べ、裁判に挑んだ経緯やその心情を細かく説明しました。彼女は自腹で返金対応を行い、「本当に申し訳ない」と謝罪しましたが、「巨額の賠償請求にはちょっと話が違いませんか」と怒りを滲ませました。
この日は運命の裁判当日で、てんちむさんは弁護士と練った口頭弁論の練習を動画で公開しました。彼女は「裁判官にプレゼンしなければならないので、時間が限られており、非常に簡潔に言わなければならない」と説明しました。シングルマザーとして育児に追われる中、暗記作業に苦労している姿が印象的でした。
裁判当日の様子を収めた映像では、裁判直後のてんちむさんがスタッフとタクシーに乗り込むシーンがありました。
裁判について彼女は「自分の感情論だけで言うと、ちゃんと言いたいことは言えた」と安堵しながらも、「判決には正直自信ないかもしれない」、さらには「普通に泣いてしまった」と明かしました。尋問中にファンへの思いを語る場面では、涙が止まらなかったと言います。彼女は「応援してくれた人たちのことを考えると、それは風化されないんですね」と胸の内を吐露しました。
裁判後、ベビーシッターに預けていた子どもと対面したてんちむさんは、「何も知らないっていいね」と微笑みを見せました。この動画を観たファンたちは「てんちむ泣いてる姿を見ると、もう幸せになってほしい」とコメントし、彼女の努力を評価しつつ、その将来に幸せを願う声が多数寄せられていました。
さらに、てんちむさんは多額の損害賠償を請求されたことで自己破産の可能性も示唆していました。彼女は「出産したばかりの子どもを保育園に預け、自宅も引越しすることが決まった」と発表し、「平日も仕事を入れないとヤバイ状態」と現在の厳しい状況を語りました。また、「多額の請求が確定している見込みが伝えられている」とも説明しました。
彼女は、自己破産について「メリットとデメリットを考えると、自己破産しないメリットって何だろう?」と悩み、「そんなプライド捨てて、財産とか抑えられちゃって、その時間は子供と過ごして、自分もまた仕事を頑張って、そのほうがいいんじゃないか」と考えるようになったと述べました。
それでも、「返済を選んでも自己破産しても、それぞれの美学がある」と力強く言葉を紡ぎました。
第一子の生誕百日を迎えた日の様子も公開されましたが、その日は裁判の二日後で、食事後に一人になったてんちむさんは「本当は幸福な日であるはずなのに、楽しめない」と涙を流しながら語りました。彼女は「悔しい」と叫び、「悔しい、悔しい」と何度も連呼し、地団駄を踏んだ悔しさを露わにしました。
自宅で弁護士と電話で相談する中で、財産を差し押さえられる可能性に直面すると、彼女は大声で号泣しました。「子供との生活を守れないかもしれない」という不安が一番大きいとし、「和解を飲むべきか、差し押えのリスクを覚悟してまで控訴すべきか、正直わからない」と心境を吐露しました。
昨年、てんちむさんは自身のユーチューブチャンネルで「躁鬱持ち」であることを明かし、15年間にわたる闘病生活を語りました。彼女は、「一生付き合っていくもの」と理解しながらも、「以前のような鬱っぽくなることは少なくなった」と述べ、自分との付き合い方を模索し続けていると語りました。
波瀾万丈の人生を歩むてんちむさんですが、彼女は自分の生き方について改めて語りました。
彼女はファンからのメッセージに「私の人生は幸せかどうか分からないが、最高に生かされていて面白い」と断言。自分の生き方を自分で決め、責任も自分で取ると表明し、人の目を気にしても他人は責任を取ってくれないと述べました。
さらに、彼女は生きるモチベーションを上げる方法として「自分を映画の主人公に置き換えて俯瞰すること」を推奨しました。感情を一旦置いておき、自分がどんな展開を望み、どんな結末を見たいか、そのために自分がどう行動すべきかを考えることを重視していると語りました。
てんちむさんの持論には、「自分も映画の主人公だと思って生きてみます」という声が集まりました。彼女は、自分が招いた責任としっかり向き合い、今後の動向に目が離せません。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=UL_KlBXOw7A,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]