9月9日に放送されたTBSの番組「ジョンソン」では、視聴者たちが驚愕するような豪邸探検が行われました。今回の特集では、六星占術の創始者である故・細木数子さんの娘、細木かおりさんがゲストとして登場。京都にある彼女の自宅で、豪華な家具や芸術品が披露され、出演者たちはその驚きから目が覚めることはありませんでした。
番組は、かおりさんが住む京都の日本家屋に出演者たちが足を踏み入れる場面から始まります。この豪邸は広さで、外観からしてまるで老舗旅館のような風格があります。玄関に入ると、出演者の一人が驚いて「これは家じゃなくて旅館だ!」と叫び、他の出演者たちも口をあんぐり。
まず最初に目に入ったのは、玄関に置かれた子供用の電動車。細木さんが「これは孫のためのものです」と説明すると、その電動車がなんとレクサスで、価格は4万5千円だということが判明します。「孫までもがレクサスに乗るのか?」と冗談を飛ばす出演者もいましたが、これが豪邸の序章に過ぎないことは、まだ誰も知らなかったのです。
玄関をさらに進むと、そこには目を引く芸術品がずらりと並んでいます。特に「神右衛門作 元禄美人図」と呼ばれる大きな皿や掛け軸が展示されており、その歴史的価値に出演者たちは唖然。芸術品の価格を聞いても相場が想像できず、「これはヤバいぞ」「いくらするんだ?」と驚きの声が次々と上がります。
さらに進んでリビングに入ると、そこでもまた驚きが待ち受けていました。テーブルの上に置かれたお菓子の入れ物がなんと純金製であることが判明します。「純金!?」と出演者たちが声を揃えて叫び、続けて「今の金の価格を考えると、これは本当にすごい」と驚嘆します。
そして、視聴者も出演者も思わず息を呑んだのは、リビングの床に何気なく敷かれていたペルシャ絨毯です。この美しい絨毯の価格が「2800万円」と告げられると、全員が一斉に驚きの声を上げます。「えー!? これがそんな値段なの!?」と信じられない様子で、豪邸に住むというのがどういうことなのかを再認識させられます。
細木かおりさんは、この豪邸について「この家は母が建てた家です」と語り、その歴史や背景を明かします。細木数子さんが生前、占術師としての成功とともに、文化や芸術に対しても深い敬意を払い、この家に集めた品々は単なる豪華さを超えて、歴史的な価値を持つものばかりです。
今回の放送を通じて、細木家の財力だけでなく、彼女たちの家族が守り続けてきた文化や芸術への深い愛情が伝わってきます。この豪邸は、細木数子さんの人生そのものであり、彼女が築き上げた財産や成功の象徴でもあります。
細木かおりさんは、母の築いたこの家とその内部にある全ての物が、ただ高価なだけではなく、文化や歴史の価値が詰まっていると説明しました。番組内で彼女が語った言葉の中には、母親への深い尊敬と感謝の気持ちが溢れており、その背後にある細木家の歴史や価値観を垣間見ることができました。
番組が終盤に近づくにつれ、出演者たちは「この家はただの豪邸ではなく、まるで一つの美術館だ」と口を揃えます。彼らは、ここに置かれている全ての物が、細木家の文化的背景や家族の歴史を語りかけていることに気付きます。そして、これらの品々が持つ価値は、単なる金銭的なものではなく、時代や家族の物語を体現しているということを感じ取ります。
この放送を通して、視聴者もまた、細木家のように物質的な豊かさ以上に重要なものがあることを考えさせられます。それは、家族の歴史や伝統、そしてそれを後世に伝えようとする意志です。豪邸探検はその象徴的な場面でしたが、実際には細木家の価値観や文化遺産を守る姿勢こそが、最も印象的だったのではないでしょうか。
結果として、この特集は視聴者に、豊かさとは何かという問いを投げかけ、そして答えは単なる物質的なものではなく、歴史や文化を未来へとつなぐことにあるのだと示しました。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/09/09/kiji/20240909s00041000277000c.html,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]