事件概要
2025年8月8日から8月17日まで、JR東海道・山陽新幹線の「のぞみ」号は全席指定となる期間限定の運行を実施する。この期間中、乗客は指定席を確保しなければならず、自由席特急券を使用しての乗車はできない。昨年、Aさんという30代男性が、全席指定ののぞみ号に乗車した際、デッキに立っていた家族連れを見かけて憤り、彼らが指定席を持っていないのではないかと注意した。
しかし、その家族は自由席特急券を持っており、デッキに立つことが認められていたことが明らかになった。専門家は、デッキで過ごす場合には周囲への配慮が重要であると指摘している。
コメント
新幹線の「のぞみ」の全席指定期間に関する認識不足が引き起こした誤解が、このエピソードの根底にあります。Aさんは正義感から指摘しましたが、その行動が誤っていたことを痛感したのも無理はありません。このような事例は、公共のルールを正しく理解し、互いに配慮することの重要性を教えてくれます。
ただし、ルール自体が混乱を招いている現状には問題があります。全席指定期間中でもデッキで立席を許可するというルールは一見不自然で、乗客同士の摩擦を生みかねません。解決策としては、全席指定の期間でも、デッキを使用する際の具体的なガイドラインを設けること、家族連れや高齢者向けの指定席予約を促進すること、また、車内の混雑具合に応じた柔軟な対応を検討することが挙げられます。
ルールが守られることが最優先ですが、それだけでは十分ではありません。共存を目指すためには、配慮を欠かさずに、お互いを尊重する態度が不可欠です。
ネットからのコメント
1、近鉄などの私鉄の全車指定席の特急だと、予約客で満席になるとその後は立席でも乗車できないのがルールになっている場合が多い。私鉄よりもずっと列車の本数が多い東海道新幹線なら、満席になっても他の空席のある「のぞみ」の指定席や「ひかり」「こだま」の自由席に着席できる可能性もあるので、東海道新幹線でも繁忙期の「のぞみ」は立席での乗車を認めなくてもいいのではないかと思う。
2、立ち席なんかより最近の新幹線で深刻なのは超大型スーツケースを一人で複数持ち込むインバウンド客。乗降に時間がかかり運行に支障を来たすのを何度も見て来た。しまいに、混み合ってない乗車口から乗り降りしてくださいってアナウンスが流れることまで、一度ならず何度も出くわした。乗車口で待っていると大荷物のインバウンド集団がのらりくらりと次から次へと続き、しまいに「発車時間を過ぎています〜混み合ってない〜」と。
自分の指定車両から混み合ってない乗車口は遥か先でそこまで移動する間に閉じたらどうしようとか思うと移動出来ない。もはや、持ち込み荷物の更なるサイズと数量制限と有料化が必要なレベル。3辺の合計140cm超は1個あたり一律7000円程度取れば良い。ちなみにこの価格設定はヤマト運輸の宅急便より高めの為、節約したければ荷物を減らすか宅急便で送れば良いだけ。実際、私も大きな荷物は宅急便で宿に。
3、立ち席で乗れるというのは、指定席を取っていて乗り遅れてしまった人のための救済策だと思ってました。いちいち明文化しなければ何でもアリになりそう。『デッキで弁当禁止』と書かねばならないんですかね。
4、本来ならこの時期の「のぞみ」は指定席特急券を持ってなければ乗車出来ないと思いますけど、普段は2両だけ自由席があるから救済措置としてデッキならOKとなったと思います。通勤定期券を所持している方もいらっしゃるでしょう。そんな方々の為にもデッキだけ。室内には入れないとなっていると思います。この際「のぞみ」は通年全車指定席でも良いのではと思っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b7d18a305d9f131f0fe3de78cc4fba3f3a643fb5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]