【事件概要】
2025年8月7日、東京ドームで行われた巨人対ヤクルト戦にて、巨人の田中将大投手(36)が約3か月ぶりに先発登板し、104球を投じて6回途中まで3安打2失点(自責1)と好投した。だが、後続の投手が同点打を許し、田中の通算199勝目は持ち越しとなった。試合は巨人が2-3で敗戦。田中はストレートの球威が戻るなど復調の兆しを見せたが、制球に課題を残し、首脳陣は次回登板を明言しなかった。
【コメント】
田中将大の199勝目を逃した試合、その裏にあるのは単なる「勝ち運のなさ」ではない。阿部監督が次回登板を明言できなかったのは、田中の投球内容だけでなく、チームの首脳陣としての決断力の曖昧さも見逃せない。経験値ある投手が6回途中まで自責1、しかも他に先発要員が乏しい中で、なぜ即座に「次も任せる」と言えないのか。この躊躇は、選手に不要なプレッシャーを与え、チーム全体の士気にも影響する。
問題の本質は、「即戦力主義」と「結果偏重」に偏った選手起用の姿勢にある。田中は調整に時間を要するタイプだが、登板1回で合否を下すような起用法では、長期的な戦力化は望めない。実績と経験がある投手に対して、首脳陣が信頼を持って接する姿勢こそ必要だ。
解決策は明確だ。①登板後の評価基準を明文化し、起用判断に透明性を持たせること。
②選手個々の特性に応じた育成と復帰プランを構築すること。③マスコミ対応でも一貫した方針を持ち、選手を守る姿勢を示すこと。これらを徹底すれば、チームはより機能的に動けるはずだ。
「重たいピッチング」とは、田中の投球ではなく、覚悟を示せない組織の迷いそのものだ。信頼と決断があってこそ、チームは勝利をつかむ。
ネットからのコメント
1、この判断は妥当だよ。昨日は確かに鬼気迫るナイスピッチングだったけどこれくらいでローテを確約してもらえるわけもない。ただ次の機会は近いうちに間違いなく与えられるはずだからきっちり調整して今度こそ199勝目を掴んでもらいたい。頑張れ!
2、次回もチャンスを与えるべき5.2回、2失点は十分合格点、限りなく勝ちに近かったし近ずいたストレートに球威があり、村上など完全に抑える場面もあった降板時の観客からの温かい拍手も、良く粘り、良く投げた!と言う励ましに聴こえた自分も感動したし、次回も見てみたいと感じた今までは田中のファンでは無かったが、メジャーでも活躍したレジェンドだし、なんとか、200勝達成させてあげたいと言う思いに変わった縁あってジャイアンツの一員になったのもあるし、何とか日米通算、200勝は達成して貰いたい、ファン心理です!.
3、200勝は巨人で達成した!って言う美談が欲しかったのだろうが簡単では無いよね。今回も最下位ヤクルト相手、投手も石川だし勝てると打算したのでしょうが、そんなに勝負は甘く無いですね。なんの目的で野球やるかは選手それぞれだと思うけど、今の巨人はチームとして迷走してると思うよ。しっかり目標を定めないと。
4、なんとか勝たそうではなくて阪神のエース級にぶつけて投げ合いさせるほうが経験を武器にして良い投球ができそう菅野もそんなところがあったそこで散るなら散るでみんなも納得出来る
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e2542f14b0ba9ca8e188f81019a0950363353d52,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]