事件概要:2026年、高等専門学校(高専)卒業生をめぐる就職市場での「争奪戦」が激化している。理工系人材の枯渇が背景となり、三菱UFJ銀行などメガバンクを含む大手企業が高専生を積極的に採用。特に優秀な高専生は大学院進学を経てさらに高い価値を持ち、短大卒以上の待遇で評価される傾向がある。宮崎銀行では高専卒者の初任給を4大卒者と同等に設定。企業のニーズは大学偏差値序列から離れつつあり、高専生を求める動きが顕著だ。
コメント:高専生争奪戦の激化から浮かび上がるのは、日本全体に根深く存在する理工系人材不足の問題です。この状況は、教育制度やキャリア支援の欠陥によるものです。本来ならば、中等教育から理工系分野への興味を育む仕組みを強化し、進学に際して実務経験や専門知識を評価する文化を醸成するべきでした。現行の学歴偏重主義と文系優遇環境が続いたため、理数系学生が十分に育成されず、企業が人材を確保するための過酷な競争に追い込まれています。
問題解決にはまず、教育側が理工系分野の魅力を若者に伝え、積極的な学習環境を提供することが必要です。
次に、企業側が高専生や技術者の待遇を更に向上させ、キャリアパスを明示化してリスクを軽減する取り組みが重要です。また国は、理工系学生を対象にした奨学金制度の拡充や職業訓練の充実を図るべきです。不足した人材を補う以上に、充実した教育と待遇で未来社会を育てる視点が求められます。
優秀であるにもかかわらず、これまで過小評価されてきた高専生の立場を強化するこの変化は歓迎されるべきですが、社会全体が本質的な問題を見逃してはなりません。人材競争は一時しのぎで解決できるものではないのです。
ネットからのコメント
1、そもそも高専が高偏差値です。県内トップとは言えないが、その下あたりに付けています。自称進学校より上なんだから、その中でトップ層がいいとこの大学へ行けるのは当然でしょう。それと、高専はクソ厳しいです。年齢では高校生なのに留年、退学が普通にあります。これは精神的にくるものがありまう。進学校ではありえん状況です。それでも高専を卒業して就職したら短大卒扱いになる企業が多いです。 有利かどうかは微妙なとこですな。
2、ご存じない方が多いかもしれませんが昔から高専は偏差値高いし、5年生卒業後有名大学への編入はざらです。早くから専門知識に触れているので大学院への進学者も多い。下手な理系私大生より優秀、そもそも人気なので大手企業への就職には有利ですよ。今まで短卒扱い、というのだけがデメリットだったけれど学歴偏重が薄れた今は彼らはどこでも活躍していることでしょう。若いしそこいらの大学生よりずーーーーっと価値があると思うよ。
3、「東北大学や東工大(当時。現・科学大)のような一流大学の大学院で出会った高専出身者はのきなみ優秀で」って、高専からそういう大学に編入した人や更に大学院に入学した人というのは高専で輝かしい成績だった人ばかりだから、優秀なのは当たり前。 そういう印象に基づいて高専を卒業した人全体を判断してはいけない。 高専の生徒にはそういう人もいるけど、一方で、高専は進級の基準が厳しいため中途退学せざるを得なくなる人もかなりいる。出席していれば卒業はできる、という高校へ行った方が、高専中退になるより遥かに得、という見方もできる。
高専に入学してから、自分は外国語や歴史や法律に重点を置いて勉強していきたい、と思うようになったら強く後悔することになる。 高専の持ついろいろな面に注意を払うことが必要だと思う。
4、うちの県の高専の偏差値は県内トップ校と同等、理系科目に関してはそれ以上です。3年から大学相当の授業だったり、学科によっては、5年で無事卒業できるのは半数だったりと入学も卒業も難しいです。このような優秀な人材はもっと優遇されてもよいと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8a3e22bc38bf00f2f1e9f02ea2ae1c1176cd989d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]