北海道新幹線の札幌延伸工事を巡り、建設会社9社による談合疑惑が発覚。公正取引委員会は独占禁止法違反容疑で関連する企業や事務所に立ち入り検査を実施。延伸工事は当初30年度開業予定だったが、度重なる工事難航や不具合で38年度末に変更された背景がある。特に札幌市と小樽市を結ぶトンネルでは崩落事故が発生し、掘削率は92%に留まる状況。工費負担が高額化している自治体は不信感を募らせ、経済界も代替手段としての新幹線完成を期待している。今回の談合疑惑により、さらなる遅延の懸念が広がっている。

談合疑惑とそれに伴う札幌延伸工事の遅れは、公共事業の信頼性を揺るがす深刻な問題だ。北海道新幹線は道民にとって待望のインフラであり、経済や観光への恩恵も期待されている。
その計画が一部の企業の私利私欲によって妨げられる状況は看過できない。
問題の本質は、工事の入札システムにある。透明性が欠如し、公正な競争が実現されていないため、このような不正が蔓延する。さらに、監督機関の対応が後手に回っていることも、談合を助長する背景だ。
これを解決するためには、第一に入札プロセスの厳格化が必要だ。独立した監査機関を新設し、不正行為を未然に防ぐ体制を構築すべきだ。第二に、企業の倫理観を徹底するための教育を推進し、省庁側も信頼を損なわない行動規範を確立するべきである。最後に、不正が確認された企業に対する厳罰を科し、再発防止へとつなげる必要がある。
新幹線の完成は、道民の生活向上や地域活性化に欠かせない切り札である。一部企業の利益がこれを阻害する現状は、公共の利益を顧みない行為と断じざるを得ない。一刻も早い改善と進展を強く求める。
ネットからのコメント
1、不当に価格を吊り上げると言うより、受注調整をしてるだけですよね。入札は言わば予定価格と言う定価が決まってるので、それ以下の価格でしか落札になりませんし、また下限も決まってるので下限以上でないと落札になりません。
昔なら予定価格と下限に2割ほど差があったので談合は不当競争とも言えますが、今はこの幅自体が狭いので希望者で抽選しても良いくらいです。あと大手企業と言っても、お抱えの協力会社の数には限りがあるので受注調整した方がスムーズと言う事ですよね。高速道路の工事なんて見てもわかるとおり、区間ごとに別の大手ゼネコンが落札してますよね。あれも受注調整です
2、本当に談合なのか?こんなプロジェクト1社で抱えきれるだけの技術者も職人もおらんだろ。手分けしなきゃいけない国家事業を企業間で叩き合いさせて造るのが妥当なのか?よしんば特定の企業が入札で勝ち続けたとしたら、技術者も職人も特定の会社に抱え込まれることになる。結局そこで寡占化してしまい、より一層企業間牽制すら効かなくなる。杓子定規な談合認定には、どうしても結果としての寡占価格化への懸念がでてしまう。
3、いつの世の中も談合はなくならない。良くないこともその通りだが私も会社を経営していますが人件費を含めた経費が政府の賃金アップ・働き方改革で更にかさんできています。
賃金アップは経費の増加・働き改革による労働時間の短縮に寄る収益の悪化で今まで以上に利益を上げないとやっていけなくなる。談合は良くないことだが少なくても赤字では仕事は受けられない。企業努力でしのげた時代は良いが今の時代は中々大変だ。これからの仕事の発注・受注のやり方を考えていかないと談合は無くならないと思う。
4、まあ、法的には知らんので、判断は法に任せるとして、個人的にはある程度の価格協定(いわばカルテル、談合)は必要なんじゃないのかな、って思う。当然、入札の際にはある程度の目安となる金額は決まってて、上限下限もあるんだから、そのなかで複数企業が話し合って分担決める際に、この工区はうちで、そちらの工区はおたくで、って感じ程度なら問題ないんじゃないかな。逆に今のご時世、資材や人件費の異常な高騰で、ぶっちゃけ提示された入札条件ではやりたくない企業が増え、入札ないことで遅れや中止なんかが多くなる気がする。入札などの価格設定は別の専門企業に任せて、入札前に話し合うこと自体は認めるのもいいんじゃないかな、森ビル案件で麻布台の高層マンション、1社が背伸びして入札しちゃって工期で完成せず、違約金など含めてか大赤字って現在進行中、大規模な事業、あまりに話し合い等縛るとね、進まなくなる時代来るよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/41de75b371aebe6374f40f849ea56700da818014,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]