2023年に入り、若者の間で「ゾンビたばこ」と呼ばれる薬物エトミデートの乱用が大阪、広島でも確認され、全国規模での蔓延が懸念されている。この薬物は電子たばこの装置を利用して使用され、中枢神経に作用して多幸感をもたらすが、依存性が高く大量使用でけいれんや意識喪失を引き起こす危険がある。国内での初摘発は2022年2月の沖縄で、以降、SNSを通じた売買や密輸の実態が明らかとなった。今年、大阪では約1000個の大量輸入が摘発され、広島ではプロ野球選手らの使用事件も発覚。現行法では電子たばこにニコチンを含まない限り規制がなく、未成年でも購入可能な現状が問題視されている。

薬物乱用の蔓延がここまで深刻化している現状、多くの問題の本質が浮かび上がります。
「ゾンビたばこ」はもはや個人の問題に留まらず、社会全体を脅かす公衆衛生上の重大な課題です。
第一に、電子たばこが規制対象外として放置されてきたことが若者の手軽なアクセスを生み、この事態を助長しました。第二に、化学構造のわずかな変更で規制を免れる薬物デザインが可能であり、日本の薬事規制が新たな物質を取り締まる速度に追いついていません。さらに、SNSをはじめとする匿名性の高いプラットフォームでの売買も、法整備の課題として浮き彫りになりました。
解決のためには、以下の具体的な方策が急務です。
電子たばこに関する包括的な規制を導入し、未成年の購入を厳しく制限すること。新たな薬物デザインにも対応できるよう規制強化と法整備を迅速化すること。学校や地域を通じた啓発活動を強化し、薬物使用の危険性を若者に周知すること。この問題を放置するならば、私たちは「若者の未来を犯罪者に奪われる」選択をしていることに等しいのです。社会が薬物依存に陥る前に、迅速で抜本的な対策を講じるべきです。
ネットからのコメント
1、電子タバコの形をしているのが一番怖いところだと思う。
見た目は普通のリキッドと区別がつかないし、周りからも気づかれにくい。結果として「危険な薬物を使っている」という感覚が薄れ、若い人が軽い気持ちで手を出してしまう。昔の危険ドラッグもそうだったが、規制すると少し化学構造を変えた新しいものが出てくる“いたちごっこ”になりやすい。取り締まりだけでなく、こういうものが実際にはかなり危険だという教育や周知を強めないと、SNS経由で広がるスピードの方が早くなってしまう気がする。電子タバコ自体が悪いわけではないが、こういう使われ方が増えると規制強化の議論が出てくるのも時間の問題かもしれない。
2、ニコチンとか成分関係なく電子タバコという名前なんだから未成年には禁止にしても良いと思う。ノンアルコールビールみたいにノンアルコールときちんと特定している商品ならまだしもあくまでも吸うための器具でニコチン抜きを吸ってるとは限らない。コンビニなどの販売側は電子タバコは未成年に販売はしてないと思うし。
3、電子たばこの装置が薬物吸引の道具として使われることで、見た目では判別がつかず、若者がファッション感覚で手を出しやすい環境になっているのは深刻だ。
規制で追いかけても、化学構造を少し変えた類似薬物が出てくるいたちごっこが続く。装置の扱いや流通も含め、社会全体での対策と危険性の啓発が必要だと思う。
4、海外からの違法薬物流入で捕まっても不起訴で放免されたり首を傾げる事件記事も過去に見たことありますがなんでなのか理解できませんでした。摘発されるのは氷山の一角でその内国内に流通するだろうと思っていましたのでこういうことが起こってもおかしくないですね。国は水際対策に全力を出してほしい。以前名古屋でフェンタ二ルにからんだ事件がありましたが、メディアは深刻に情報を流していませんでした。日本が中継地になっていたのではないでしょうか。それが内側にも流れることもありますよね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8118137e0278d4c2c7ffc288e8a2644cdc9f07d9,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]