鹿児島県内のガソリン価格が3月12日の改定で大幅に値上がりした原因は、中東情勢の悪化により主要輸送ルートであるホルムズ海峡が閉鎖されたことだ。これにより卸値が1リットルあたり26円上昇し、消費税を含めると約29円の値上げとなった。県石油商業組合は、「安定供給維持のためやむを得ない」としたが、値上げへの批判が高まっている。日本政府は石油備蓄を放出し、補助金で全国平均価格を170円台に抑える施策を講じたものの、今後価格の安定には時間がかかると予測されている。先行き不透明な状況が家計へ直接的な負担を増大させている。

価格の高騰が中東情勢の悪化に起因しているのは理解できるものの、「在庫はあるのに」という消費者の声には理がある。現行の価格決定システムは、中東から輸入される原油価格に全面的に依存しているが、そのリスクを日本国内で補完する仕組みは見当たらない。
日本が原油の9割を中東に依存している状況そのものが問題であり、これは石油備蓄や補助金といった「対症療法」では解決しない。構造的な改革が急務だ。
ガソリン価格を安定させるためには、第一にエネルギー安全保障の強化が必要である。代替輸入先の確保や国内エネルギー生産の拡充を進めるべきだ。次に価格決定システムの透明性を向上させ、供給体制と価格転嫁の仕組みを再検討する必要がある。最後に、暫定税率の廃止や簡素化だけでなく、消費者が実際に負担する価格への過度な影響を抑制する新たな税制設計を目指すべきだ。
私たちが「燃料供給の安定」を当然視する一方、その仕組みの脆弱性が影響を受けるたびに支払いを迫られる現状を許容すべきではない。明確で持続可能な仕組みづくりこそが、遠い中東の不安定な情勢に翻弄されない未来への鍵となるだろう。
ネットからのコメント
1、FOBの価格で計算するって、それは売る側の勝手な決め事でしかないのに何を真理のように説明できるんだろうか?売り手優位の輸入品とでも決済済みの手元にあるものはやすいはず、下がるときは高い時に勝ったものだからというはなしになるはず。
説明してくれるんなら なぜFOB価格に決まってるのか?誰が決めたのか?、原油がついて精製されて製品になるまで時間がかかるはずなのに、12日からあげたのはどこの組織かを説明してくれないと意味がない
2、ガソリン価格の値上げはあっと言う間に上がるが下げる時はもたもたしてなかなか下がらない。下げる時もあっと言う間に下げるなら納得する。ガソリン業界は談合してるだろう?同時に同じ価格で値上げをするのは談合以外にないだろう。
3、つまりこれから1ヶ月間はガソリンスタンドに下ろす値段は上げるからガソリンスタンドでの価格は上がります。対して元請は少なくともこの1ヶ月以上の間(日本にすでに到着しているものと価格上昇前に買い付けたものが無くなるまでは仕入れ価格は安いので丸儲けってことですね。いつも思うのは現地の原油価格が下がった時は「高価格の時の在庫がある」との理由でなかなか価格を下げないですよね。同じ理屈なら速攻で下げてほしいのですが上げる時と下げる時では同じ仕組みのはずなのに運用方法が異なるのでしょうか?あと、日本の原油などの輸入価格が高いのは「スポット買い」ではなく「長期契約」のせいだと以前は言われていましたが今は全てスポット買いになったのでしょうか?スポットなら価格の上下は即反映でも分かりますが長期契約なら安いときには高めでその代わり高騰した時は安くなるはずです。
都合良く使い分けられてる様に感じますね。
4、見越して便乗値上げでしょ11日の20時頃閉店準備してる店を通り過ぎる瞬間何気なく横目で見たらハイオク195円の表示板を持っていてビックリその先の店が空いてたので給油ハイオク161円で満タンに今仕入れてある分がそんなに高いわけではないはず
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3c42a81de293147b19fe0c736da3ff80d419a673,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]