事件概要:
ドラマ「良いこと悪いこと」の最終話が20日に放送され、物語は大きな反響を呼んだ。キング(間宮祥太朗)の過去のいじめ行為が明るみに出たことで、その娘・花音(宮崎莉里沙)がいじめの標的となり、因果の連鎖が描かれるクライマックスが展開。
物語終盤、体育倉庫に閉じ込められた花音を誰かが救出する。「夜9時52分」に注目と告知されていた場面で、男子生徒風の声が響き、ネットでは助けた人物が花音と因縁のあるリョーマだと推測され、視聴者から多くのコメントが寄せられた。いじめの歴史が繰り返されるか、救いが差し伸べられるのか、緊張感と希望を感じる結末が話題となっている。

コメント:
ドラマの核心である「いじめ」のテーマは社会に深刻な問題を提示しました。この作品で描かれる因果応報の流れは、無意識的な連鎖が次代へ継続する悲劇を象徴しています。ここで注目すべきは、閉じ込められた花音が救われたこと。救いの瞬間は、人間の善意がいじめの負の連鎖を断ち切る可能性を示唆しています。
誰かが一歩踏み出し、手を差し伸べることで状況は変わり得る。この物語はただのフィクションではなく、現代社会に警鐘を鳴らす教訓となるもの。ドラマを契機に、子どもたちをいじめから守るための具体策を社会全体で考えるタイミングが訪れていると言えます。例えば、学校の相談窓口を含めた制度の充実、いじめ防止教育の徹底、そして家庭や地域の連携によるコミュニティの強化が求められます。我々一人ひとりが無関心の壁を壊し、「手を差し伸べる側」にまわることが、健全な持続可能な社会への道筋を作る鍵です。
ネットからのコメント
1、このドラマのテーマである「いじめ」、ドラマの冒頭で園子が「人は自分で変わろうとしない限り簡単には変わらない」と語ったセリフがありましたが、自身も小学生の頃にいじめにあった経験があり、このままではいけないと子供心に思い自分で変わろうと決心した記憶があります。経験上、いじめている側は多分罪の意識は無く、流れの中での軽いノリで行動しているのだと感じています。このドラマは、世の中ではびこっている「いじめ」の現実の問題提起していると感じており、それによって少しでもその問題が解消されるのであればこのドラマの意義があるのかな、とも思います。
2、正直残念な終わり方だった。殆どの謎の場面が回収できていないし、無理やり50分に詰め込んで終わらせた感じがある。これだけ話題なドラマになったのだから30分拡大版でよかった。間宮の追い詰められた時の迫真の演技は流石だっただけに…
3、様々な意見の一つてして。たぶんラストは「これまでの人生でイジメにどう関わっていたか」で意見が変わるかと思います。イジメをする•される•傍観する•自覚無い等。もちろん優れたクラスで全くイジメが無かった人もいるかもですが。ドラマのコンセプトは謎解きがどうではなくて、イジメに向き合ってくださいだったと思います。散々やられた側で、いまだに恨みを忘れられない身の上としては、とても救いのある良いラストだったと思います。これは勝手な意見ですが、イジメられた側でないと解らないかも。イジメていた側はおそらく生涯解るまい。そしてイジメ傍観者や無自覚者は退屈なラストに映ったかも。ドラマを見て一つだけ問いたいことがあります。「貴方は•貴方達は、それでもイジメを続けていくんですか?」
4、皆さん、自分の推理や考えてたものと違って、ガッカリする気持ちも解りますが、それでこのドラマの評価を下げるのは止めましょう。私の場合は、東雲・深川麻衣さんは最初の方から、役者の格からしてチョイ役過ぎると怪しんでましたが、今國・戸塚純貴さんの方は、同クール出演ドラマの「もしがく」でも重要な良い役を貰ってたので、流石にこっちもは無いと予想してたのですが、やられましたね。。それに、ここまでこういうサスペンスドラマでイジメ問題に真っ向から取り組んだ姿勢にも評価したいです。その出した解決策は突拍子もなく感じるが、もしかしたらと、イジメを無くせる可能性を感じさせる説得力もあったし、東雲と園子。今國と高木の2場面が随所に切り替わって行われる役者たちの息詰まる芝居合戦も見どころ十分でした。三か月間、とても楽しませてもらいました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e7166c40b940ef74ffaa80aa5fbcd9326e436c5d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]