このニュースでは、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が指摘した歴史書『桓檀古記(ファンダンコギ)』について議論が広がっています。この書籍は、韓民族が1万年前からアジアを支配し、世界文明を生み出したという歴史を謳っており、1970年代に出版されてから、愛国主義的な内容で一部の人々に支持されてきました。しかし、専門家の間では歴史的な根拠が乏しいとして否定されており、偽書と見なされています。
李大統領は国策研究機関の「東北アジア歴史財団」にこの書籍の研究を求め、公職を通じて自らの博識さと愛国心を強調したい意図があると指摘されています。この現象は、韓国の「大韓国主義」や対中コンプレックスと関係があるとする意見もあります。
この事件に関して、以下のようにコメントします:
過去の歴史を基に国の未来を考えることは重要ですが、それが現実から逸脱し、事実無根の物語に基づいてしまうのは危険です。『桓檀古記』が再び注目を集めている背景には、愛国心を利用した政治的な動きがあるのかもしれません。このような現象は、歴史教育の重要性を改めて考えさせられます。教育機関や政府は、歴史の正確性と学問的な根拠を重視し、愛国心に訴えるだけの情報には批判的な視点を持つべきです。
まず、歴史教育の徹底。教育現場で信頼性の高い歴史教育をすることが必要です。次に、研究機関の独立性を強化すること。政治的影響を排除し、学問的に中立な環境で研究を進めることが求められます。最後に、国民への啓発活動。歴史の真実を広め、冷静な判断を促す教育キャンペーンを行うべきです。
これらの取り組みにより、歴史に対する健全な理解が促進され、社会全体が多様な価値観を共有できるようになることが期待されます。
ネットからのコメント
1、李在明大統領は、現大統領でしかも弁護士で市長をしていた経験もありますが彼は小学校卒で中学、高校は資格を取って大学進学した人です確かにそれだけでも頭もよく優秀な人なのだと思うのですが、彼の、その他の発言などを聞いていると、どこか常識に欠けるような発言に時々感じるのは、この件も含めてどこから生じているのでしょうね
2、昔の大帝国だった国は当時は威信を持っていたけど今はそれに対しての批判もついてきている。それがあることが良いのかどうかはともかく韓国にそんな話は聞いたことがないなあ。大英帝国や大日本帝国しかりモンゴル帝国しかり、昔は強かったとかすごかったとかって反省してないと受け取られることもあるから言わない方が賢明だと思う。
3、たとえホラ話であっても、それだけ広大な版図を広げていたのなら、かつて支配していた地に何らかの記録が残っているはずだが、どこにも何もないという事実をどう説明したのだろう。
オレが酔っ払って大ボラ話をぶち上げて皆の笑いを取っても誰もその話をメモして本当の話として拡散してくれないぞ。
4、日清戦争後に下関条約で独立できた朝鮮の李朝は、独立後に国に名前を付ける時にどうしても大の字を付けたかった。それで恐る恐る日本に「大日本帝国のように国名に大の字を付けたいんですけどいかがでしょう」とおうかがいを立てたといいます。日本は名前など全く興味がなく好きにつければよいとなり李氏朝鮮の国名は「大韓帝国」となった。今まで中国の植民地であって植民地を持ったこともないのに日本を真似して「帝国」を付け、弱小なのに頭に大を付けた。通常は、植民地があるからエンパイア、帝国であって比較的巨大なので大がつくわけですけど。そういう虚栄の積み重ねが布石となって、ユーラシアの大半を支配したと勘違いしていったんだろうと思いました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/80ab5f4f608fc9db02db3702eecc8720c56b1c80,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]