福島県の磐越自動車道で発生したバス事故では、68歳の運転手・若山哲夫容疑者が運転するマイクロバスがガードレールに衝突し、17歳の稲垣尋斗さんが死亡、他の20人が負傷しました。若山容疑者はこれまで少なくとも5回の事故を起こしており、新潟県警は高齢運転者の事故多発を理由に先月2度、免許返納を促していました。しかし、返納は実現せず、今回の重大事故を招きました。警察は供述内容や経緯の詳細を調査中です。

この事故は、高齢運転者の免許返納制度の不備を浮き彫りにしています。まず、警察が2度の訪問を行ったにもかかわらず、強制力のない「促し」で終えてしまった点は重大です。さらに、若山容疑者が短期間で複数の事故を起こしていた事実を踏まえれば、事故防止措置を徹底する必要があったことは明白です。このような間接的選択肢では、安全の確保に限界があります。

制度の改良としては、まず免許返納を義務化する基準を策定するべきです。また、事故多発高齢者に対しては、早期に運転適性検査や医師の診断を義務付ける仕組みが必要です。さらには、自治体や地域コミュニティで代替手段(公共交通の充実や移動支援サービス)を提供し、高齢者の運転依存を解消する努力も求められます。

個人の選択に任せる緩やかな制度では、今回のような悲劇が繰り返されかねません。人命の尊重を最優先に、社会全体が取り組むべき問題です。若山容疑者だけでなく、制度設計そのものにメスを入れる時が来ています。
ネットからのコメント
1、しかし、自主返納とは言え、警察が自宅まで返納を促すと言うのはよほどひどい状況だったんでしょう。
それにしても、それだけの状況なら、強制的に運転停止なの措置ができるような何か法改正も必要なのではないか。通常は、免停などになるんでしょうけれども。とにかく1人がなくなっているので、もう遅いんですけれども、今後のこともあるし、クラブ活動のバス移動のドライバーも含めて変えなければいけない事はたくさんあると思う。なくなった生徒のご冥福を改めてお祈りいたします。
2、おそらく認知能力の低下が起きていて車の運転などは出来るレベルでないのだろう。以前勤めていた会社の先輩が営業車に傷がついていて、上司が事故したのですか?と聞いてもしていないの一点張り。分かっていて嘘ついていると思っていたら、1時間に1回くらいのペースでこれ飲んで息抜きしな。とみんなにコーヒーを買って渡していた。さすがにおかしいとなり、先も頂きましたから大丈夫ですよ。というと、いやそんなことは無いと言ってました。家族に話して病院へ行くと認知症と診断され入院。そのまま会うことは無かったです。今回の事故もあまりに異様な状況なのでそういうこともあるのかも知れないですね。
3、20〜30メートルもガードレールが車体を突き破ったまま走行していることを考えると、かなりの速度だったのは間違いないと思います。追い抜かれた別のドライバーが「思わず二度見するほどのスピードだった」と証言していることからも、供述の時速90〜100キロより、さらに速度が出ていた可能性もあるのではないでしょうか。しかも今回の問題は、単なる運転ミスだけでは済まされません。そもそも、問題のあるドライバーを紹介したバス会社側の責任も、学校側同様に非常に重いと思います。さらに、元従業員が「運転手まで紹介すると白バス行為になる」と営業担当に何度も忠告していたという話まで出ています。それでも対応されなかったのであれば、安全より運行を優先していたと言われても仕方ないでしょう。免許返納を警察から促されるほど事故を繰り返していた人物に、生徒を乗せたバスのハンドルを握らせた責任は極めて重大だと思います。
4、傘を杖代わりに使用しているとの報道を聞いて、池袋の飯塚を思い出しました。もう、行政による強制的な免許返納措置も講じる段階に来ているように感じます。
これ以上、若い世代が高齢者ドライバーによって命を奪われるような事件は起こって欲しくは無いと思います。改めて、亡くなられた生徒さんのご冥福を心よりお祈り致します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/35f29a80dcf9cb65292140d4b6b0657764377f4a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]