事件概要:2023年4月15日、東京ドームで行われた「巨人-DeNA」の試合で、巨人の浦田選手が「危険スイング」で警告を受けた。七回、浦田選手の低めの変化球へのスイングでバットが手からすっぽ抜け、マウンド付近まで飛んだものの誰にも当たらなかった。このルールは、4月16日にヤクルト-DeNA戦で球審が飛んできたバットに直撃する事故を受け、4月12日から新たに適用されたもの。今後は、バットを投げ出して他者を威嚇する行為や危険性がある場合、警告や退場処分が科される厳しい規則となっている。

コメント:「危険スイング」の導入は、シンプルで合理的な規定ですが、今回の浦田選手に対する警告は、現場や観客に明確な混乱を生んだようです。この制度にはまだ課題があると考えざるを得ません。まずバットが投げ出される要因は、単なる技術的なミスから生じることが大半であり、技術的な「未熟」や「偶発性」をも罰する現ルールではプロ選手の心理的負担が増大する恐れがあります。
さらに、警告の基準や運用法に一貫性を欠く場合、審判の判断が恣意的と受け取られるリスクも潜みます。
解決策として、まずはバットが他者に向かう明確な危険性があるケースに限定して罰則を科すことで、規定の対象を限定化する必要があります。また、現場での運用の統一を図るために「危険スイング」の具体的な基準を文書化し、選手や審判への徹底教育を行うべきです。さらに、技術的改善に向けトレーニング制度やグリップ補助器具の推奨を通じて未然の防止策を構築することも重要でしょう。
プロスポーツでは、規則は競技力と公平性を両立させる役割を持つべきです。「安全を守るため」の措置がプレイヤー自身の萎縮や競技の活気を奪うならば、それは決して正義ではありません。公平と安全、そのバランスを慎重に見極める必要があります。
ネットからのコメント
1、マウンドの投手にすっぽ抜けたバットが当たる可能性もあるため警告は仕方ないか。オスナの件以降にルールが新設された訳だが、怪我や負傷を減らせるのは確か。先日の様な事故が起こってからでは遅い訳だし。
耳当てヘルメットの様な道具が広まった様に、無用な怪我を防ぐためのルール作りも必要だし、次第に慣れていくと思う。
2、珍プレー好プレー集番組でバットがすっぽ抜けてベンチに飛び込んだりするシーンも見た記憶があります。ボールが飛び込む以上に怖いと思います。今回のルール適用でそのような場面が減ったら良いです。すぐにルール改正できて良かったですが、ルールができたからと言ってすっぽ抜けがなくなることはありません。ぜひ必要なプロテクターは装着してください。
3、バットが手から離れたら即退場くらい、もっと重い罰にした方が良い。それくらい、危険なことだし、プロならそのくらいできないといけない。イチローや大谷翔平がバットから手を離れたことを見たことないし。やれなければプロやめたら、くらいに思う。負傷された審判員さんのご快復を願っています。
4、打った球と手から離れたバット両方が投手に向かって行った事も過去にありましたね。投手ゴロにならない様にわざとやった分けでは無いと思いますが、投手に飛んで行って避けられなかったら危険ですから警告は必要ですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c9fa9efab45392553cd2aee856e9ae14dcfb88,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]