日本では近年、最高気温40℃以上の日が相次ぎ、2025年にはのべ30地点で観測され過去最多となりました。気象庁はこの異常な暑さに対応するため、35℃以上の「猛暑日」に続き、40℃以上の日を定義する新名称を決定しようとしています。「炎暑日」「酷暑日」「超猛暑日」など13案を提示し、国民からのアンケートを募集。3月29日まで回答を受け付け、国民の実感を反映した名称に決定し、暑さ対策への意識向上を目指す方針です。新名称は今年の夏までに運用を開始予定です。

40℃以上の気温が連日記録される状況は、気候変動や都市化がもたらす深刻な現象です。気象庁が国民の声を取り入れ新名称を制定する試みは評価できますが、問題の本質はその先にあります。この異常気象が意味する危機感をもっと明確に伝え、政策提言へ広げるべきではないでしょうか。まず、気候変動への政府対応強化が不可欠です。
次に、猛暑の影響を受けやすい地域や高齢者を特定し、より具体的な支援策を講じる必要があります。そして最後に、国民一人ひとりに対する教育や啓発活動を拡充し、生活レベルでの予防策の徹底を図る取り組みが求められます。新名称が注意喚起に活用されるだけでなく、根本的な対策が着手される流れを作るべきです。気候危機の現状を把握し、未来を守る意識と行動を喚起する重要な機会となることを強く期待します。
ネットからのコメント
1、25度以上を「夏日」と呼ぶのは実感とズレていないだろうか。夏日を30度以上に、真夏日を35度以上に、猛暑日を40度以上にそれぞれスライドさせても良いんじゃないかと思うけど、過去の表現との整合性とか、なんかいろいろ問題があるのかな... 個人的にはあんまり暑さを強調するような表現ばかり聞かされるのもげんなりしそうな気もするけど。
2、てっきり40℃以上の日を「酷暑日(こくしょび)」と呼ぶのが一般的なんだろうと思っていたら、気象庁の定義では、最高気温35℃以上の日を「猛暑日」、夜間の最低気温が25℃以上は「熱帯夜」としているものの、実はそれ以上の気温については定義されていないみたい。
一方、日本気象協会では、所属する気象予報士130名にアンケートを取り、40℃以上の日を「酷暑日」、夜間の最低気温が30℃以上の夜を「超熱帯夜」と独自に呼ぶことに決定した模様。ただし、この「酷暑日」や「超熱帯夜」は日本気象協会が独自で付けた名称であって、気象庁が定義しているものではないらしい。もし仮に、気象庁が最高気温40℃以上の日の名称について、広く国民によるアンケートを実施して、一般化した「酷暑日」以外の名称に決定したのなら、ホントややこしい。日本気象協会と気象庁は実は仲が悪いのか??...
3、気温が40℃以上になれば、何らかの警報を出して、エアコンが効いている設備への避難指示があってもよいレベルという気がしますね。とはいえ経済活動をストップできないと思いますが。また、気温が高くなるほど湿度の破壊力が増加するため、やはり気温だけでなく湿度や風の有無などによって、総合して健康被害が深刻になる場合の熱中症アラートの上位版を設けるべきではないでしょうか
4、それよりも毎年のような平年比という表現を見直すべき。
この5年は明らかに高温状態。異常ではなく普通になったのだから、それを前提とし、期間を短くしたり、昨年比などと言い換えをして欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/de25aa9a87a0a1754d26b7137a5330a2fec96975,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]