事件概要:豊見城市に住む38歳の男性が、JAおきなわ南部地区営農振興センターでの労働による過重労働の結果、脳出血を発症した事件。2025年6月から選果場の現場責任者としてマンゴー出荷業務を無休で行い、1か月間の時間外労働は200時間を超えた。倒れる前には人員不足を上司に訴えたが対応されず、倒れた後は後遺症により左半身麻痺や言語障害を抱えることとなった。JA側は謝罪をしておらず、男性は再発防止策と賠償を求めて会見を開いた。

コメント:この事件は、現代社会における労働環境の深刻さを象徴する事案です。月200時間を超える残業という異常な状況が放置され、脳出血という結果を招いた事実は、組織としてのモラルと労働管理機能の欠如を露呈しています。労働環境の改善を怠る背景には、利益追求や効率優先主義が根深く刻まれていることが考えられます。
これは、人間の尊厳さえも犠牲にしている制度の欠陥です。
具体的な解決策として、以下が求められます。第一に、労働時間の法的制限を徹底し違反に対する厳罰を設定すること。第二に、労働環境の第三者監督制度を導入し、企業による自己管理と労働者の安全を確保すること。第三に、過重労働を未然に防ぐため、生産体制や人員配置の柔軟化を図ることです。
これらの改革を行うことで、労働は人を生かすものであるべき価値観を再び取り戻せるでしょう。社会は労働者の生命と健康を犠牲にする代償としての利益を認めるべきではありません。労働は決して命を削るものではなく、生活を豊かにするものであるべきです。
ネットからのコメント
1、こちらが行動を起こさなければ会社が何も動かずに今回の件が、無かったこととして埋もれてしまうのが嫌だった闇に葬られた、やりがい搾取の案件が世の中には沢山あると思います。勇気ある選択です。応援してます。また、再発防止の取組をお願いしたいです。ダメージ受けたら元に戻らないんです。時間もかかります。組織としては、部品が壊れたら取り替えれば良いかもしれないけど、唯一無二の大切な家族を粗末に扱わないで欲しい。
今、過労や理不尽な扱いで悩んでいる方、どうかうまく逃げてください。
2、実家は果樹農家でした。出荷時のJAの明細書を見ると、運送、数回の検査代などすごい品目引かれていて、さらに別途JAの出荷箱がなかのカップ・スポンジなど一箱200円位は掛かってました。20年以上前です。年間の手入れを考えると両親は時給100円あるのかと思いました。ホントに酷い団体です。
3、半年くらい前に上司が退職代行使って辞めた。勤続20数年。何時間も残業して、休日出勤もあり、体調不良でも休めず辛そうではあったが、責任者の肩書きがあり私たち部下からすれば居なくてはならない存在だと思ってた。退職代行の電話から半日で次の責任者が着任。使っていた私物は全部捨てられ、デスクの配置から何まで全てが変わり、翌日にはまるで最初からその人は居なかったかのような空気感が強烈な印象に残った。あの人の積み重ねた20年、なんだったんだろ…。
4、青果市場の関係者に聞いた話ですが、旬のピーク時期がかなり短期間に絞られてる農産物(※特に高級とされる…サクランボ、国産マンゴー、メロンなど)の出荷作業やそれに伴う、御中元or御歳暮のギフト時期が被ってしまう生産者や産地の出荷担当、市場の荷受けや仲卸関係の方々の中には徹夜作業を当たり前のように行ってしまっている現状と、一般社会からは気付きにくいグレーな部分が多くあると感じています。
かなりの忙しさに乗じてしまい、出荷に携わる方々への体調の配慮など細かい気遣いも難しくなってしまっている。繁忙期だからしょうがないという考えが、変な妥協が良くない形で浸透してしまっているので、是正と再発の防止は必須だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/405c2422f7c6100baed9f832bd967a7248dc87a3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]