福島第一原発廃炉作業は、事故から15年が経過した現在もその困難さが顕著です。現在1~3号機には推計880トンの溶融核燃料が残され、取り出し作業は依然として遅れています。当初2030年代初頭とされたスケジュールは、昨年37年度以降へと修正されました。本格的な取り出しに向けた準備には12~15年必要であり、廃炉完了目標である2051年の実現性が疑問視されています。特に、回収したデブリの管理方法は未確定で、1~2号機の取り出し計画はようやく検討段階。構内の状況は見た目には改善が進む一方、作業の先行きは相当に厳しい現状です。

福島第一原発の廃炉計画は目標達成が厳しい状況であり、このままではさらなる長期化が予想されます。事故から15年もの間、多額の資金と労力が投じられていながらも進展は遅々としています。この現状は、廃炉計画の根本的な設計や計画見直しが必要であることを示しています。
まず、東電および国はデブリ回収のスケジュールを無理なく現実的な形に改めるべきです。また、デブリの長期管理・処分方法を早急に具体化し、国際社会の知見を活用しながら実効性のある検討を進める必要があります。そして、進行状況は透明性を持って定期的に公開し、国民に対し理解と信頼を得るべきです。
最も憂慮すべきは、安全性や計画管理への責任が十分に果たされず、原発事故の清算が遠のくことです。現場の努力の価値を理解しつつも、根本的な計画修正なしには永遠に目標を追い続けるだけの状況になりかねません。東電と国には、「目標ありき」ではない現実的で効率的な廃炉戦略を着実に実行する責任があります。
ネットからのコメント
1、廃炉作業のお金は国民から巻き上げた金ですよね合理的に考えれば、福島第一原発はチェルノブイリのようにコンクリートで固め立ち入り禁止区域にするしかないメルトダウンした燃料デブリは880トンです取り出せたとしても、核燃料廃棄物の行き先すらなければ、取り出した物をまたどこに保管するかってことになり、どこまで国民の税金をむさぼれば気が済むのでしょう?大人なら、無理なことははっきりと「ごめんなさい」といい、地域の人には十分な保証をして許して貰うしかないんじゃないでしょうか?どっちにしろ、原発周辺に住めるようになるとしても、住みたい人もいないでしょうし、数十年後ということは、ほとんどの方が寿命がつきてしまいますいまだに復興課税もされていて、電気代も上乗せされ、これから日本は原油高の物価高で大変な状況になろうかって時になにしてんの?
2、100年後でも無理だと思います。現実的には石棺にする以外に方法はないと思います。地下水の流入を防いでコンクリートで埋めるしかないと思います。放射能で汚染されてなくても遠隔操作でデブリの取り出しなど無理だと思うし、取り出した汚染物はどうするのでしょうね。未だに原発の高濃度処理物の保管先も決まらないのに。無駄な金を使うより石棺として処理することを考えた方が良いと思います。
3、まあそうでしょうね。ロシアのようにコンクリートで閉じ込めてしまうやり方も無理そうですね。放射線デブリの完全管理は容易ではありませんから。処理水はこのまま定期的放出でよいですがデブリは中々難しいですね。核保有国の国でも原子力発電所ありますがこのような事故起きたとしても対応が未知の領域というのですから恐ろしいですね。どの国も経験してないというのですから本当に大変ですね、ウラン鉱石が発見されて200年あまり本当に恐ろしい物をコントロールしようとしている我々現代人は大変です。次の世代に託すしかないのかもしれません。
4、東電の計画はあてにならないのです、希望的観測ありきたりで計画する企業文化が存在するのだと思います。
時間がかかれば金もかかります、最終的には国民に負担が回って来ます。今後100年計画でも立ててやるか、石棺でしっかり固めて放棄てのも有りだと思います。将来的に人口急減少の日本です、わざわざその土地使う必要は無い様に思えます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e611d4c5e8a6017a584cad119b64f1a2a954454b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]