大阪市梅田地区で11日、地下約20メートルで進められていた下水管敷設工事中に、垂直に設置した鋼管が地上に約13メートル隆起する事故が発生。原因は地下水圧の変動や軟弱地盤とされ、工事過程で鋼管内部の水抜きが行われた際に発生したものと推測されている。現場は軟弱地盤で知られる地区で、他にも類似する深部工事が2カ所で緊急点検されることになった。死傷者は出なかったが、新御堂筋の高架道路を間近に迫る異常事態に、市や専門家は更なる対策強化を表明している。

今回の事故は、社会インフラ整備における設計や施工技術の欠陥を露呈した事例です。異常な深部への工事が必要な背景には、都市部の過密インフラ事情があります。しかし、二次的なリスクを軽視した無計画な施工が市民の安全を脅かしました。水抜き作業の影響分析が不十分であった点や、施工中の緊急対応計画が整備されていなかった点は重大な問題です。
その上で考えられる対策は、以下の三つです。まず、事前の地盤調査を更に厳重化し、リスクを予測する精度を向上させること。次に、施工計画段階から物理的な圧力バランスに関するシミュレーションを義務付けること。最後に、施工現場でのリアルタイム監視と、異常時の報告・行動指針を明確化することです。
安全な都市開発を進めるには、こうした施策の導入とともに、建設業界全体の透明性を高めることが不可欠です。市民が震撼する出来事を「教訓」に変え、未来への安心を保証すべき責務が求められています。
ネットからのコメント
1、今回の事で怪我人等が出なくて本当に良かったです。あの場所は上の新御堂筋もそうですが、梅田の中心地付近で普段からかなり通行量が多い道なので本当に無事故で良かったです。下水道を管理している大阪市建設局も怪我人等の負傷者が出なくてホッとしていると思います。しかし吹田市から大阪市内を繋ぐ新御堂筋は一部区間が通行止めになっているので大渋滞が起こっています。今日も全面開通はしない様なので、仕事で車で移動されている方々は本当に御苦労をされていると思います。
原因究明をして、一刻も早く普段の状況に戻れる日が来て欲しいです。
2、地震などの液状化現象でマンホールがコンクリ管ごとせり上がってくるのと同じ現象、と言われればなるほどと思った上に新御堂筋の高架があってそれを突き破るようなことにならなかったのはせめてもの救いなのかな…過去に事例がなくても各研究機関の大学教授などは物理学の観点から今後の対策や原因究明などを早急に進めてもらいたい
3、これも今後のインフラ工事のデータになったのは間違いないですね。より安全な工法に向けて前進できれば良いかな。似た様な地盤は日本全国色々な場所にあるでしょうから。地下街の近くの地下インフラ工事って地下街に影響与えないかな。今回も予想外の事故になった訳ですから。大都市圏の複数過ぎる地下街、地下鉄道は今も増殖してますが本当に大丈夫なんでしょうか?地下ガレージが水没しましたが昨今の異常気象で地下街の浸水や大規模雨漏り等、いつかは発生するんじゃないかな。
4、地盤面下に埋設するタンクなども、地下水による浮き上がりを防止する為「浮き上がり防止コンクリート」を必ず施工します。
まして、軟弱地盤であればなおさら浮力計算を行い施工しなければなりません。被害者が出なく幸いでした。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0f1b4a25515249b2411940887951bbf129952797,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]