事件概要:
国連安全保障理事会は11日、中東情勢をめぐる緊急会合を実施。イランによる湾岸諸国への攻撃を非難する決議案を13カ国の賛成多数で可決しました。バーレーンが提出したこの決議案には日本を含む135カ国が賛同。イランは米国とイスラエルによる2月28日の先制攻撃後、近隣諸国の重要インフラや一般住宅街への報復攻撃を行い、多くの民間人が被害を受けました。同決議は、対象国の領土保全と主権を支持し、イランの行為を国際法違反と断じると共に、即時無条件での攻撃停止を求めています。

コメント:
イランによる湾岸諸国への攻撃は、国際法と地域安全保障の根幹を揺るがす重大な問題です。こうした事態が発生した背景には、米国・イスラエルによる先制攻撃や、イランの報復行動という敵対的な緊張関係があります。
特に、一般市民を巻き込む攻撃は倫理的にも許容されず、国際社会全体の反発を招いて当然です。
この問題の本質は、国家主権を盾にした武力行使のエスカレーションが、地域の安定を完全に崩壊させていることにあります。また、安保理決議の正当性を担保しつつも、米イスラエルの行動に言及がない偏った議論は国際的正義を問うべき課題です。これを改善するためには、①国際社会による監視機能強化、②中東地域での対話を基軸とした調停機関の設置、③一般市民を守る国際法厳格化の推進が急務です。
平和の価値は、武力による破壊とは対極に存在します。真の安定は、武器よりも対話と信頼の中に育まれるべきです。そして国際社会がこれを放置するならば、自己利益優先の悪循環は未来の世代にまで禍根を残すでしょう。
ネットからのコメント
1、安全保障理事会は全く機能していない。各国、特に常任理事国は自国の利益のみ優先して考え行動している。それが違反だとしても罰則規定も無いので事実上のやり放題が常態化している。本来は解体して新組織にするべきだが、そうしても何も変わらないだろう。
2、「作戦」のベールを被せて事実上の通告なし先制攻撃を行ったアメリカとイスラエルは非難できず、やけくその反撃を近隣諸国に行ったイランは国際法違反と断罪する。明らかなダブルスタンダードに見えるかも知れませんが、歴史を眺めればこれが普通です。日本として国際法をあえて破る必要はありませんが、国際法遵守を主張できるだけの、経済力強化、自衛力強化、法整備を行って行きましょう。アメリカが台湾有事に関わるのは、平和維持のためなどではなく、自国の利益になるからです。台湾関与が自国の利益に沿わないとなれば、簡単に手を引くでしょう。その時日本が日本の国益のために主張と行動ができるよう備えていきましょう。
3、国際法の観点から見ると、国家間の武力行使は非常に慎重に扱われるべき問題だと思います。安保理がイランの攻撃を国際法違反と指摘した一方で、米国の先制攻撃には触れていないとなると、国際政治の力関係や外交的配慮が影響しているのではないかと感じる人も多いのではないでしょうか。本来であれば、どの国の行動であっても国際法の基準に照らして公平に議論されることが重要だと思います。
中東情勢は世界の安全保障やエネルギー供給にも直結するだけに、これ以上緊張が拡大しないよう外交的な解決が求められる局面だと感じます。
4、大学生の頃、国際法は法なんですか、と聞いたら怒られたことがある。私は、法の本質は強制力(法強制説)だと思っているので、少なくとも国連軍が機能しない(実は一度もまともに機能していない)中で、「国際法違反」などと全く信じてもいないことを言える人たちには呆れる。大昔から、一人殺せば犯罪者、大勢殺せば英雄、勝てば官軍・負ければ賊軍は事実である。日本のリベラルな人たちは正義を信じる人たちだ。もう二度と、米国の人権尊重が素晴らしいとかいうな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1e8720507057db54cf8c20dd8356f343d2440c5b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]