島根県在住の60歳代女性が、自身のギャンブル依存症の息子との闘いを通じて訴えた経験が話題となった。息子はオンラインカジノなどで1000万円近い借金を抱え、銀行や消費者金融、職場の同僚からも借金を重ねた。女性は当初借金を肩代わりし、料理を届けるなどして息子を支援したが、依存症専門施設の助言を受け「金銭の援助をやめる」と決断。その結果、息子は専門施設に入所し回復の兆しを見せた。現在、女性は支援団体のメンバーとして、同様の悩みを抱える家族への助言活動を行っている。

ギャンブル依存症の問題は個人や家庭内で解決するにはあまりに深刻で複雑です。本事例では、息子の依存が金銭要求を繰り返す形で母親に影響を与え、最終的には家族の支えの限界を露呈させました。
しかし問題を根本的に解決したのは、専門施設や支援団体による第三者的介入であり、これが家庭単独での解決の限界を示しています。
依存症問題を取り巻く制度の欠陥には、大きく3点の改善が求められます。まず、オンラインカジノの規制を強化し、未成年や依存傾向のある人々が容易に利用できない仕組みを構築するべきです。次に、依存症者が早期に医療機関や相談窓口にアクセスできるよう、相談体制を拡充するとともに、啓発活動を強化する必要があります。そして、依存症家族を支援する社会的枠組みを全国的に整備し、家庭が孤立しないようにするべきです。
家庭の犠牲が、制度の欠陥によって生じるべきではありません。依存症は単なる「個人の問題」ではなく、社会全体で取り組むべき重大課題です。この事例は「家族愛と支援の限界」を浮き彫りにしましたが、制度改革と対応の強化により、このような悲劇が再発しない未来を築くべきです。
ネットからのコメント
1、ギャンブル依存症はお金を溶かしても次借りて巻き返すという謎の理論からも、闇金から借金してそれを返せなくなるという事よりも今の目先の事しか考えられずに、借金だけ膨らんでしまいます。
また、狩り癖を付けてしまうと返していないのに何度も借金を申し込んで来たりで、本人に止める覚悟や治療を受ける意思がないならば突き放すしかないとは思います。
2、私の知り合いもギャンブル依存症で仕事、家族、友人のすべてを失いました。元は真面目な人だったので周囲も何とか助けたかったのですが、どうにもならなかった。依存症は周囲の善意や同情が、かえって借金の肩代わりという形で病気を悪化させてしまうのが本当に恐ろしいところです。「手放す勇気」を持ったこの記事のお母様の決断は、本当に苦しかったと思いますが、正しい選択だったと思います。
3、自分の知り合いも同じような感じでした。可愛い子供2人居て幸せそうに見えてたんですけど、本人は苦しんでたんでしょう。高校生くらいからパチスロにハマっていたのは知っていたけど結婚して子供も居たからもうやってないと思ってたけど、やっぱり辞められないんだね。奥さんと小さい子供残して自ら逝ってしまいました。同じように施設に入ったりとか出来たら違ったのかな。
4、ギャンブル依存に限らずですが、「イネイブラー」と呼ばれる、依存を手助けする家族が居ることがあります。
この記事の場合、かつて借金を肩代わりしていた行いが「イネイブラー」の行動に該当します。アルコール依存の問題だと、家族が二日酔いの本人に代わって欠勤連絡を入れるとか、お酒を代わりに買ってくるケースが知られています。こういった「イネイブラー」の働きをする家族は、依存を手助けしている自覚が無い事もあります。依存などの問題が生じた際、自分や家族だけだと解決することが難しい事も多いです。そういった場合は、外部の機関を頼る事も、重要になってくると思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/39c82589796844946888d1d398be9dd48cf06183,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]