ロシアのプーチン大統領が、20日に中国の習近平国家主席との首脳会談を行うため、北京に到着しました。この訪問は習主席からの招待を受け、中ロ善隣友好協力条約の調印25周年を記念して計画されました。午前0時すぎに到着したプーチン氏は正午の歓迎式典に参加した後、両国の結束強化や国際問題の協議を行うとみられます。これは昨年9月以来の訪問で、両国の関係が「かつてない高み」に達していることを強調する場となっています。議題にはイランやウクライナ情勢が含まれる可能性が高いとされています。

ロシアと中国の積極的な連携が進む一方で、これにはいくつかの懸念点も浮かび上がります。現在の国際情勢において、この訪問は重要な意味を持つと言えるでしょう。
国際社会の目線で見れば、中ロ間の首脳会談は複雑な現実を表しています。両国は「善隣友好」と「戦略的パートナーシップ」を掲げていますが、その裏には強い地政学的意図があることは見逃せません。
これらの動きには批判的な視座が必要です。
まず、「世界の安全と安定」を主張しながらも、国内外での行動はこれと逆行している場合が散見されます。例えば、ロシアの国際的な制裁の中、ウクライナ情勢における行動が多くの国々で疑問視されている現実があります。同時に中国は、地域的覇権を巡る動きで周辺国との摩擦を増しています。これが本当に世界平和に寄与する関係と言えるのでしょうか?
また、重要な問題は中ロ関係が経済的、軍事的優位性の追求に向かい、これが他国に与える影響です。資源や市場の独占、情報操作など、国際協調を損なうリスクが増大しています。例えばこの会談後、内政重視型の両国が今後どのような政策で他国の安全保障や商業環境を影響づけるのか、不透明さに不安を覚えます。
解決策として、まず国際社会が一枚岩となり透明性と説明責任を求めていくことが重要です。第二に、経済的利益を共有しつつも、覇権的な動きを抑制するために規制策を強化する必要があります。そして、第三に各国が軍事バランスを保つための協調的安全保障体制を再構築すべきです。
これらの取り組みがなければ、真に平和的な国際秩序は遠のくばかりです。
価値観を突き詰めれば、一部の国益追求のために大勢の人々が平穏を失う社会を許容するのかどうか、今こそその問いが突きつけられています。国際社会が一致団結して対応する必要性は、誰も否定できないはずです。
ネットからのコメント
1、かつては中国がロシアへ依存していた時代もありましたが、今は米ソ冷戦から米中冷戦へと移り変わり、立場が完全に逆転してしまいましたね。ただ、ロシアは隙あらば直ぐに寝首をかく、手のひら返し国ですから、油断は出来ないです、台湾紛争や革命等がおきて中国に脆さや弱みが露呈した瞬間、ロシアは直ぐにでも中国に侵攻しますよ、ロシアってそういう国ですから。
2、プーチンは中国訪問前に「中国とロシアは国連憲章を遵守し国際法を守って世界平和に寄与している」と発言して、ロシアと中国の絆は固いといったアピールをしていた。でも何で平然と嘘を付けるのだろう。この辺の神経が全く分からない。こんなのが常任理事国入りしている国連なんて解体した方が良い。
3、米国のトランプ大統領に続き、ロシアのプーチン大統領も北京を訪れて習近平国家主席と直接対話を重ねる姿をみると、世界の主要国が実利的な取引を中心に大きく動き出している現実を実感します。大国同士が水面下で柔軟にディールを進める中で、日本だけがこれまでの枠組みに固執したまま取り残され、近隣では韓国以外に協力して足並みを揃えられる国が見当たらないような、実質的な外交の孤立状態に陥っていないでしょうか。ただ他国の動向を眺めて危機感を煽るばかりでは、国際社会での日本の存在感は薄れていく一方です。表面的な結束に頼るだけでなく、中国やロシアといった極めて難しい相手とも、国益を守るためにちゃんと言葉を交わせるような主体的で粘り強い外交努力のパイプを今こそ丁寧に築き直してほしいですね。
4、プーチンは5期目の大統領としての最初の訪問先を中国として、そのパートナーシップの強さをより中国に強調したいのだろう。中国側は、この直前に習近平は欧州歴訪を行っており、その後にプーチンを迎えることで、欧州とも対話しつつも米国とも会談し、更には露とも揺るがない関係を維持するという大国外交の演出を意識している様だ。
また中国は、米国との対立が続く中で、ロシアと足並みをそろえることで、対米牽制とエネルギー・軍事技術面での利益を確保する狙いがあるのではないか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4acf190345f2bc468bb9fc4fbe7e5abbdaca244a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]