花王や大王製紙、ユニ・チャームなどのメーカーが、生理用品や紙おむつの値上げに踏み切る動きを見せています。背景には、中東情勢の悪化によるナフサ(原油由来物質)供給の停滞があり、これに伴う原材料価格の高騰が影響しています。花王は9月以降「ロリエ」などの生理用品の値上げを計画しており、大王製紙も「グーン」や「エリス」などを8月納品分から15%以上値上げ予定。同様にユニ・チャームも価格引き上げを発表しました。生活必需品の安定供給を目的としたこれらの取り組みですが、結果として家計への影響は避けられません。

この問題には生活者としての懸念を抱かざるを得ません。以下に鋭い視点からコメントします。
生活必需品の値上げは、特に低所得層や子育て世帯に大きな負担を強いる深刻な問題です。ナフサ供給の停滞がメーカーにとってコスト上昇を招いていることは理解できますが、そのしわ寄せが生活者に直ちに転嫁される構造は異常としか言えません。
本質的な問題は、こうした原材料依存経済の脆弱性です。ナフサ依存が強い製品構造や供給網の集中はリスク管理の不十分さを露呈しており、より安全で持続可能な代替素材や技術開発への投資が積極的に進められるべきです。加えて、価格上昇が不可避であるとしても、政府や自治体が低所得者層への直接支援を講じる必要があります。例えば、生理用品の無償配布や補助金制度の創設、小売レベルでの価格調整へのインセンティブ付与が考えられます。企業側には単なる価格転嫁でなく、流通コスト削減やリサイクル技術導入を確実に進める責任があります。
経済的困窮が広がる中、これ以上の生活必需品の価格上昇は許容されるべきでありません。これは家計の問題だけでなく、社会全体の安定性や幸福に直結する問題であり、今こそ持続可能な経済モデルへの転換が問われています。
ネットからのコメント
1、男性にはピンとこないかもしれないけど、生理用品を使用しないと女性は動けないくらいの日がある。必需品中の必需品です。繰り返し使える布ナプキンもありますが、洗うなど手間がかかる(洗剤溶液に浸けておくだけだから簡単だよと言う人もいますが1枚では済まないし大した手間です)し吸収量も多くはないので使い捨てナプキンに比べて使い勝手が悪いです。
値上げが続くようなら、オムツもそうだけどせめて軽減税率の対象にしてほしいです。新聞よりオムツや生理用品の方が必需品です。新聞はネットで代替できるし。
2、おむつや生理用品は必需品なので、値上げは厳しいですね。足りなくなってからではどうにもならないので、少し買いだめしてしまう気持ちは十分に理解できます。生理用品は量や周期が変化するくらいですみますが、おむつはサイズが変わるから買いだめは難しいだろうなあ。人体の構造や成長からして必要不可欠なものは、消費税を下げる、もしくはゼロにしてもらえると大変助かります。
3、川上にいるはずの国内のトップ企業が軒並みナフサの供給不安を感じているか十分に必要量を確保できる見通しが立っていないとしか考えられない対応を取っている現実を見ると政府の「川上では足りている」という説明に非常に疑いの目を向けています。また、政府の説明のパターンは米騒動の時とそっくりだと思います。米騒動の時は農水省は最初は「流通の目詰まり」と「一部の業者の買い占め」と説明をしていましたが後から「その年の米の生産量が不足していた」と白状をしていました。
4、知り合いが塗装業ですが、材料屋さんに在庫をいちいち確認して見積もりを作っているけど、材料屋さんの声が日に日に暗くなっている。先の見通しがつかず、問い合わせがたくさん来るので対応に追われているのだと思います。知り合いも仕事を入れようにも材料がなく、この先の不安が強いと不満をこぼしていました。企業努力にも限界があります。政府はナフサが足りてますの一点張りで頑なですが、早く何らかの対応をするべきでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/815faecc33ada4d8b771986818d4c7ef67c3779f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]