ドイツのフォルクスワーゲン(VW)は、2030年までに国内従業員を最大5万人削減すると発表した。これは2025年度の決算で示された大幅な業績不振を受けたものだ。同年度の純利益は前年から37.8%減の66億7300万ユーロに下落し、営業利益も同53.5%減の88億6800万ユーロとなった。売上高も0.8%減の3219億1300万ユーロとなり、トランプ政権の関税政策による損失額約50億ユーロが業績悪化の主要因の一つだった。また、中国市場や北米市場での競争激化による販売台数減少が影響した。結果、世界販売台数は前年比0.5%減の898万4000台で、VWはコスト削減を迫られる状況に陥った。

このニュースは明らかに社会問題に関わっており、【批判型】が適用されます。
自動車業界の巨頭であるフォルクスワーゲン(VW)の決定は、企業としての存続を図る手段として理解し得ます。
それにもかかわらず、5万人もの雇用削減を予定している現実は極めて深刻な問題を提起しています。この規模のリストラは、単なる経営問題でなく、地域社会や経済に大きな衝撃をもたらすでしょう。
VWの業績悪化は、世界市場における競争激化、関税政策の影響、十分な先見性に基づいた対応が欠如していた点を顕著に示します。例えば、中国・北米市場での販売減少は、単なる競争環境の厳しさだけでなく、地元のニーズや変化に応じた革新の不足を露呈します。さらに、50億ユーロ相当の関税損失も、各国政策への柔軟な対応が欠乏していたことを物語ります。
解決策として、①技術革新の加速による市場潜在性の掘り起こし、②国際的な関税交渉戦略の強化、③従業員再訓練プログラムの導入により従業員の職業転換を支援することが有効でしょう。これら取り組みは、短期的視点に留まらず、長期的な持続可能性を見据えた変革を意味します。
利益追求のみを優先する企業運営モデルは、社会的信任の喪失を招きます。持続可能性と地域貢献の両面で優れた企業だけが次世代に受け継がれていきます。
この選択は、誰かが犠牲にされるべきではないことを、私たち全員が忘れてはならないのです。
ネットからのコメント
1、ドイツ、イギリス経済が自動車のEVシフトとその終焉で低迷している。同じことを日本もやろうとしていたが、トヨタ、マツダ、スバルが内燃エンジンで踏ん張った。アメリカでもEV補助金は終わり、ヨーロッパも同様。補助金でしか商売できないEVはそもそも商売として成り立つはずもない。
2、カーボンニュートラルオンリーで商売を軌道に乗せるのがいかに難しいか?を物語っている。内燃エンジンで既存の商売に徹していたらコレほどは酷くなってなかったでしょう、ディーゼルの販売はヨーロッパでは主流になったし。環境を考えた時、原因の1番に原動機の廃ガスがやり玉になった理由だけど、全てを一気に変えるには利益追求とのバランス取りは難しかった。中国も既存のメーカーやベンチャーが作った電気自動車が走る前から産廃みたいになってる現実、どちらが環境に優しいんだろうね。
3、フォルクスワーゲン、日本においてはトヨタ系ディーラー(旧DUO)が軒並みVW車販売事業から撤退しているので、今後もかなり厳しいんだろうなぁと思っています。
好きでゴルフヴァリアントに乗ってるので、こういう状況は悲しい。中国に関しては中国メーカーの勢いが強いので、フォルクスワーゲンに限らずどこのメーカーも厳しそう。撤退も含めて事業をよく検討する必要があるんでしょうね。
4、もうフォルクスワーゲンも、フォルクスワーゲングループのアウディも終わりだな。一番の敗因は「EV全振り方針の失敗」。これに尽きる。欧州連合が2035年までにガソリンエンジン車全廃の方針を出して、それに全乗っかりして社運を賭けたのに、いきなり先月に欧州連合が「やっぱり条件付きでハイブリッドならOKにします」なんて方向転換しちゃったもんだから、一気にトヨタのハイブリッドの再評価が高まって明暗が分かれてしまった。しかも巨額の開発費をBEVに掛けてたから目新しいエンジン技術の向上がない。だから売れない。要するに梯子をいきなり外されたわけだ。でもBMWやベンツはその辺り上手くて、すぐにBEVもハイブリッド併用で行く路線を明確にしたから問題ないけど、フォルクスワーゲングループはもう終わりだね。
そういや私の近所のフォルクスワーゲンのディーラーも6月で閉鎖するってさ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7b390c1344b9f228b88c1c22b734b8b07ab33df1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]