事件概要:
11日の記者会見で木原稔官房長官は、ネズミなどの齧歯類から感染する「ハンタウイルス」について日本国内での影響は限定的であると説明した。現時点で、南米発の「アンデス型」ハンタウイルスによる国内感染者は確認されておらず、ヒトからヒトへの感染も極めて稀な状況にある。渡航者には動物との不用意な接触を避けるよう注意喚起が行われ、南米からの入国者には体調異常時の医療機関受診を促す仕組みを導入している。また、日本にはハンタウイルスを媒介する齧歯類が生息していないとのことだ。

コメント:
状況を冷静に受け止める中にも、見え隠れする問題点を無視してはならない。まず国内では感染リスクが低いとの説明がなされているが、グローバルな人の移動が頻繁化する現代において、そのための対策が十分整備されているか疑問が残る。
政府は渡航者への注意喚起を行うとしたが、それは感染リスクを根本から抑える手段としては不十分である。根本的に取り組むべき課題は以下の3点だ。
より高度な検疫体制を確立し、潜在的な感染リスクを早期に検知する。動物由来感染症について一般国民への教育や普及啓発を強化し、個々人の予防意識を高める。国際機関と連携し、ウイルスの流行地域における防疫活動を支援することで、根源的なリスク軽減を図る。軽視しがちな感染症の発生は、社会全体の危機管理能力を試すものだ。日本の安全を守ると同時にグローバルな連携を深めることで、感染症への迅速かつ確実な対応が可能となる。今の平穏に安住せず、危機管理を更に強化することが求められている。
ネットからのコメント
1、どうしてもコロナ禍の初期を思い出してしまいます。当時も「国内で感染は確認されていない」「直ちに影響はない」といった説明が続く中で、気づけば感染が一気に広がっていきました。もちろん今回は同じとは限りませんが、だからこそ慎重すぎるくらいの対応をしてほしいと感じます。今の段階では、政府が「現時点で直ちに影響はない」と説明している以上、国民としてはその発表を信じるしかないと思います。
実際、日本国内にはアンデス型ハンタウイルスを媒介する齧歯類は確認されていないとのことで、過度に不安になる必要はないのかとは思います。ただし、過度に恐れる必要はありませんが、「大丈夫」と言い切るよりも、最悪のケースも想定しながら早めに備える姿勢が大事だと思います。コロナの時の反省を、今度こそ生かしてほしいです。
2、水際対策は大事ですが、国際移動が当たり前の時代に、100%防ぐのはかなり難しいと思います。今回のハンタウイルスも、現時点では国内で大きな感染拡大が起きているわけではありません。ただ、潜伏期間や海外からの移動を考えると、完全に遮断する前提だけで考えるのは現実的ではない気もします。だから本当に重要なのは、日本で感染者が確認された時に、どう動くかを整理しておくことなのでしょう。検査、情報共有、医療体制、そして過度なパニックを避ける冷静な発信。その準備の方が、長い目で見ると重要になる気がします。感染症は、楽観だけでも不安だけでも対応を誤る。結局いつも試されるのは、社会全体のバランス感覚なのかもしれません。
3、「直ちに影響ない」と言われて、今まで影響が無かったことはないと思います。むしろ、大きな騒ぎになったことのほうが多いですね。コロナもそうでした。パニックになる必要はないと思いますが、必要な警戒はしておく必要があると思います。インバウンド観光客がお土産に持参することがないよう、水際で食い止めてほしいと思います。
4、新型コロナの時も同じような感覚では無かったですかね???確かにまだ感染も広がっていない段階で警戒・緊急の呼びかけも早々にパニックを引き出してしまう事に繋がってしまいますが・・・しかし新型コロナの時も諸外国では入国を厳しく制限したり観察したりでしたが、日本はいつまでもノンビリムードのままに気が付いた時には手遅れ状態だkったかと。グローバル社会で流入完全阻止は不可能も当然ですが、もう少し緊張感を持った対応をするべきに感じてならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/04fbb080b9b0fbb6e4ffa006a9f467405acdea74,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]