中国の習近平国家主席は10月26日、王祥喜・応急管理相を重大な規律・法律違反の疑いで解任した。これは国営中央テレビが報じたもので、同氏に加え、人民解放軍軍事法院の劉少雲院長や内モンゴル自治区トップの孫紹騁前自治区共産党委員会書記の失職が同日発表された。これらの動きは、習指導部が進める「反腐敗闘争」の一環であり、近年、汚職摘発は政府高官から軍幹部にまで拡大している。背景には、権力集中を進める習指導部の強権的統治姿勢が見え隠れする。
中国政府による高官らの相次ぐ解任は、一見すれば汚職根絶や公正な統治を目指す「改革」として歓迎されるべき行動のように映ります。しかし、問題の根本は「反腐敗闘争」という名の一方的な権力集中にあります。汚職が事実であるなら透明な捜査と公正な裁判が必要ですが、内部での密室処理や詳細非公開が常態化しており、腐敗対策と称しながらも、その背景には習近平国家主席による個人崇拝と忠誠心の強要が隠されています。
本質的問題解決のためには、まず公開性の確保が第一歩です。また、司法の独立性を強化し、政治権力から自由な裁判所の運営を徹底すべきです。
さらに、汚職摘発の根拠や具体的事例を公開し、国民に説明責任を果たす必要があります。最終的には、真に民主的な制度改革を通じて、権力の分散と個人の自由を保障する仕組みを確立することが不可欠です。
汚職撲滅は真の透明性が伴って初めて価値を持ちます。単なる粛清を装った独裁的施策では、いずれ信頼を損ね、社会全体を混乱に陥れることになるでしょう。これは改革ではなく後退です。その真相に鋭く向き合い、より公正な社会を求める声を上げるべき時ではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、これだけ閣僚の解任が続いているということは習近平の求心力が落ちてきているのかもしれないね。またはこれまでの自身の失政のスケープゴートにされている可能性もあるかもしれないが。どんなに優れた能力がある人でも必ず衰える。凡庸な人間ならなおのことだろう。問題なのはその衰えを自分ではなかなか認識できないことだ。そういった意味ではトップがずっと居座るような国の前途は洋々とはいかないのは必然なのかもしれないね。
2、現地の日本人を引き上げさせた方が良いのではないか?中共政府の不安定な状態では、政府が暴走して何時日本人が拘束されるか分かった物ではない…新たな拘束被害者が出ない内に日本政府及び企業は対策を…
3、習近平国家主席は重大な規律・法律違反の疑いで王祥喜・応急管理相を解任した。中国共産党は自己都合主義で言う事に従わなければ文化や経済の民間交流を強制的に停止させ、理不尽な理由で拘束したり、他国に対して軍事的威圧を繰り返す組織である。習近平主席には大衆を扇動したりコントロールする力が衰えてきていて中国経済の悪化の不満や怒りの民衆勢力が反政府に跳ね返ってくるのを恐れている。高市首相には日本国・日本人の命を守る毅然とした外交姿勢を堅持して欲しい。
4、中国は文化的に汚職が普通というか悪いことという価値観ではないし、共産党もまたどの国でも腐敗の歴史なので、みんなやってる。というか、やらないと偉くなれない。習近平がクリーンなんてことは絶対にない。だから汚職による政治腐敗の防止なんてのはそれ自体が習近平の権勢の維持でしかない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d230818a9d94d3541139687690bd97e9fefea222,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]