2月の衆院選における「1票の格差」問題に関する福岡高裁の判決についてのコメントを以下にまとめます。
2月の衆院選では、選挙区間の「1票の格差」が最大2.10倍に達していた。この格差は、有権者に等しい投票価値を保障する憲法の理念に違反するとの理由で、九州5県の有権者が選挙無効を求め提訴した。しかし、福岡高裁は「合憲」と判断し請求を棄却。同様の訴訟は全国で16件提起されており、人口比をより反映するアダムズ方式の2回目の適用にもかかわらず、格差が縮小せず拡大した点が争点となった。

選挙における「1票の格差」の問題が司法によって「合憲」とされ続ける現状には、疑問の余地が多い。まず、本来「民主主義の根幹」であるはずの投票価値の平等が損なわれている事実に対する危機感が不足している。人口比を反映するとされるアダムズ方式導入後も格差が是正されない背景には、既存制度の限界や政治的妥協が暗黙のうちに優先されている現状があると考えられる。
では、どう改善すべきか?まず第一に、選挙制度そのものの見直しを行うべきだ。具体的には、議席配分をさらに細かく修正し、投票価値の差異を1.5倍未満に抑える新たな基準を全国的に設けることが必要だ。次に、過疎地の代表性を守るための補完的な政策を導入し、地方自治体の代弁力を確保する仕組みを強化すべきである。さらに、裁判所がより積極的に違憲状態を認定し、立法府に具体的な是正策を求める法的プレッシャーを明示することが求められる。
「1票の重み」が人によって異なる現実を放置することは、民主主義の理念を衰えさせる。現在の統治システムが個人の平等を軽視している構図が固定化されれば、一般市民の政治に対する信頼も揺らぎかねない。本質的な改革が求められている。
ネットからのコメント
1、一票の格差を云々言っているよりも、比例で自分が投票した政党の候補者不足で、全く違う、むしろ当選して欲しくない他党の候補者のための票になってしまう制度を改める事の方が大事だと思うけど。
2、一票の格差っていうけど、いつまでやるのかな。全ての選挙区において一票の格差をなくそうと思ったら、国会議員の定数って今の何倍にも増やさないと実現しないよ。
かと言って選挙区割をコロコロ変えるのは現実的じゃない。こういう訴訟ばっかりやってる人って、『法の下の平等』を盾に主張してるけど、どの視点に立つか?で平等・不平等って変わるでしょ。少なくとも投票することに制限はされてないので、『機会は平等』といえるよね。少なくとも、現状が国民にとって明確に不利益になるとは思えないんだが・・・暇なのかな?オレは、毎日やりたいことが多すぎて、そんなこと考える余裕ないわ。
3、1票の格差に過剰に反応して騒ぐのはもう止めたほうがいい気がします。1票ごとの重みだけを見たら人口密度によっての格差が大きすぎて、候補者が大都会に集中してしまう。人口とは別に州単位での代表を出す米国の様に、日本も県単位での議員数を先ず重視するしかないと思う。全部を県単位にする必要は無いと思うが、各県に最低減の議員は必要。県に代表の議員が居ないほうが余程不平等な状況だと思います。
4、1票の格差と言うが、鳥取を始め年収が低い地方の医療問題や給食費、生活レベルを最高裁や格差を訴える有権者、弁護士などが理解できてないから話題になるだけ。
投票率の低さも無視して人口で算出する単純な1票の格差を取り上げる報道各社も検証して問題提起したら?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6984b9762505e23d4d037c4f452d55518a730b3c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]