臨時国会は高市政権にとって初の本格的な論戦の場となり、2025年11月17日に閉幕しました。自民・維新の連立政権が補正予算案を成立させ、18兆3000億円規模の経済対策が実現しました。ガソリン暫定税率廃止や電気・ガス料金支援などで、平均5万円程度の減税効果が期待されています。しかし、重要課題である「議員定数削減」、「政治とカネ」、「年収の壁引き上げ」などは未解決で、政治と献金制度の改革は進展を見せませんでした。
維新の会は議員定数削減が進まない状況を茶番劇と批判していますが、国会全体での結論は持ち越しとなっています。

政権運営の現状を見ると、補正予算案の成立は一歩前進ですが、積み残された数々の重要課題が浮き彫りになっています。特に「政治とカネ」の問題や「議員定数削減」が議論されながらも具体的な進展が見られないのは深刻な問題です。まず、政治献金の規制を厳格化し、透明性を確保する仕組みを導入する必要があります。また、議員定数削減を実現するためには幅広い党派との合意形成が欠かせません。「年収の壁」に関しても家計への影響を考慮し、慎重かつ迅速に対応すべきでしょう。これらの課題を乗り越えることで、政治への信頼を取り戻し、より公正な社会の実現に寄与することができるはずです。今こそ、有権者の声を真摯に受け止め、具体的なアクションが求められています。
この状況を改善しない限り、政治は引き続き不信感の中で揺れ動くことでしょう。
ネットからのコメント
1、臨時国会が閉幕したが年収の壁引き上げは課題が多すぎる。年収の壁を178万円にしても年収200万円以下の低所得者層だけの支援で一般所得層には恩恵が薄い。要は高額な社会保険料と住民税を下げないと手取りは増えない。給与総所得が上がっても住民税と社会保険料をセットで下げないと効果は弱い。民意は現金給付よりも減税が多かった。高市首相には財源の無駄な支出を抑え住民税と社会保険料を下げ手取り所得が増えるような真面目に働く労働者が報われる政策を実行して欲しい。
2、せっかくの国会なのに、意味の無い質問で時間を無駄にする政党が多すぎるように思います。これは個人の感想でしかないのかもしれないけど、日本国民はよくよく考えて選挙で投票しましょう。今まで選挙に興味が無かった人も、自分の持ってる権利は活かすべきだと思います。
3、年収の壁の引き上げはやるべきだと思うが、国民一人当たりのコストは最低限負担するような制度の見直しをして、国民サービスは平等に負担するという考え方にすべきだと思う。
稼いでも、自分は人よりも稼いでいるから補助もないとかいう制度だから、労働に対する意欲はもっと頑張って稼いで、国に貢献しても無駄みたいな考えにはならないと思う。稼いでるから可処分所得が多いからいいでしょ?というが、労働者として稼いでるなら分かるだろうけど、給与に比例してストレスやスキル、人付き合いとか色々とコストもかかるようになる。別に稼いでいるから、所詮サラリーマンの高所得者はそんなにリッチじゃないと思う。多分目の敵にしている金持ちって、ブランドに高級外車みたいな人達をイメージしているだろうけど、あれはサラリーマンじゃなく経営者とか不労所得か反社くらいですよ。
4、年収の壁問題については、あくまでも所得税の話。住民税も同じようになると勘違いしている人も多いと思いますが、住民税は基本的にこれまでと変わりません。これで私も住民税非課税世帯になれるとか、勘違いなさらないように。個人的には、社会保険料の年収の壁の方を、もっと引き上げてもらいたいです。低所得者にとっては、年収に比べて社会保険料が重すぎるので。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/fef2360229b19b14f433a4c7d69f7cb0683302f5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]