スティンガーグラスは、2023年12月に行われる有馬記念へ出走登録されていたが、同馬のオーナーであるエムズレーシングは17日、公式Xアカウントを通じて出走回避を発表した。スティンガーグラスは登録時点で18頭目であるため除外対象となっていたが、他馬が回避すれば出走可能性があった。しかし、オーナー側は「管理態勢の問題」で出馬投票を見送るとし、更にインターネット上での誹謗中傷への法的対応を示唆した。

このような状況は慎重な管理が求められる競馬界の複雑さを示している。

オーナーの発表によるスティンガーグラスの有馬記念回避は、競馬管理コストの現状を照らし出します。高い期待がかかる有力馬に対する責任とプレッシャーは計り知れず、時には管理態勢が十分でないと判断せざるを得ないこともある。こうした管理の欠陥は、競馬界全体での資源やサポート体制の不足を表しています。解決策としては、まず管理資産の拡充、次にオーナーやトレーナーによる教育・研修の強化、そして業界全体での法的・倫理的なガイドラインの再評価が必要です。このような問題は競馬業界の成長に不可欠であり、馬と人間が共に利益を享受できる未来へとつながるべきです。

ネットからのコメント

1、そもそも故障して出走出来ない馬を登録するからこんなことになった。

なんの意図で登録したのか説明するべきだろう。それをしないから大きな批判が起こった。出走を目指してダメなら良くあることだし理解は出来る。あまりの批判の多さにスティンガーグラスのオーナーがそれをかわそうとこんなコメントを出したのかと感じる。有馬記念は投票によって選ばれる馬達が出ることによってファンが喜ぶ大レースをと設立されたと思う。ルールの隙を突いたようにしか見えない行為だから炎上している。JRAも出る可能性が全くない馬が登録するなんて想定していなかったはず。その批判について法的対応をしたいならすれば良いだろう。しかし木村師が説明することでしか解決出来ないと思う。ルールに反していないからといってなにをしても良いとはならない。特に有馬記念の趣旨に反する行為にはJRAも事情を明らかにするようにさせるべきだろう。

2、ルール上は良いんだろうけど、倫理的には良くないことはしたよね。誹謗中傷にはそれなりの対応だそうだが、逆ギレのような気がするけどね。世論が気付かなければヘデントールを使ってスティンガーグラス出走させてたと思う。

3、これはもはや登録した調教師が釈明しないとモヤモヤとしたまま有馬記念を迎えることになるよ。ルールだから仕方ないとはいえ、やっぱり有馬記念はファン投票で選ばれた馬から優先的に出走してほしいのよ。

4、この辺の事実関係よく分からないんだよな。同厩舎のヘデントールをねじ込まれたキャロットは無関係貫いてるし、エムズ側もこの反応ときた。後味の悪いまま年末のグランプリが始まるのだけは勘弁してほしい。