大阪府熊取町の小中学校で、3月19日に発生した大規模な食中毒事件は、給食用のパンにノロウイルスが付着していたことが原因と断定されました。これにより、生徒や教職員を含む633人が腹痛や下痢、嘔吐の症状を訴えました。調査の結果、パンを製造した業者の従業員もウイルスに感染しており、保健所は業者に対し5日間の営業停止処分を下しました。パンの調理過程において、十分な衛生管理が行われていなかった可能性があり、特に焼き上げ後の検品作業中にウイルスがパンへ付着した可能性が指摘されています。同様のケースは過去にも報告されており、根本的な衛生管理の徹底が課題となっています。

これほど深刻な食中毒事件を受けて、まず現状の異常性を指摘せざるを得ません。生徒や教職員600人以上を罹患させる事態は本来学校給食の安全管理が保証されているべき背景に対して、あまりにも深刻です。
さらに、この問題が特定の業者の衛生管理体制の欠如に起因することが証明された点も重大です。

問題の本質は、食品衛生における調理工程と検品作業の追跡不可能性、及び過去の類似ケースにもかかわらず十分な対策が講じられていなかった制度構造にあります。不適切な手洗いや衛生設備の欠陥も一因と考えられますが、結果として家庭からウイルスが持ち込まれる可能性や業者へのチェック体制の甘さも浮き彫りになります。

解決策として、まず食材調達基準の厳密化と事前検査の強化が必要です。また、調理業者には従業員の体調管理と衛生指導を徹底し、業務継続には一定の衛生条件を満たす法的義務を課すべきです。
地域の学校の運営側も業者選定に際して、清潔な環境が確保されているかの審査を強化すべきです。さらに、全国規模で食品業界の衛生設備改善支援や定期監査を行うガイドラインが必要です。

この一件は、全国共通の問題として捉えるべきです。少しの油断や欠陥が、未来を担う子どもたちや教育者の健康を脅かしています。安全であるべき給食がこのような不安定な状況に陥ることは、社会的に決して許容されるべきではありません。迅速な行動と制度改革が求められます。

ネットからのコメント
1、ノロを軽く考えている人が多すぎると思います。しかも飲食関係の仕事をしている人でも。ご存じない方が多いのですが、ノロは一度かかると下痢とかの症状が治まっても3週間くらいは体内にウイルスが残り、その間排便するとウイルスが排出されます。
また、お尻を拭くのも30枚くらいペーパーを重ねないと理論上はウイルスが貫通し、手にウイルスが付着します。30枚も重ねるなんてのは現実的ではないので、普通に拭けば確実に手にウイルスは付着しています。なのでトイレ後は手を洗えとは言うんですが、こういう状況まで理解している人はごくごく一部の方だけじゃないでしょうか。となると普通に手を洗っただけじゃ手についたウイルスは落ちません。石鹸を使って指のシワや爪の隙間も30秒くらい流水で洗い流さないとウイルスは落ちません。いかがでしょうか?皆さんも手の洗い方を一度見直してみてください。
2、高速道路トイレや近くのホームセンターの立派なトイレで日常的に見る光景は小便後、男性の80%は手を洗わないか濡らす程度です!!そして個室から出て来た大便後と思われる男性の一部にも手を洗わない又は濡らす程度の人も見掛けます! 更に怖いことに小便後も大便後も備え付けの洗浄液を使う人は一部の人だけです。そう言う人が飲食店やこういった食品工場に勤務した場合、会社がどんなに注意喚起しても守らない人が出てくることです!!
3、以前ノロにかかったことがあります。ノロの怖い点は、インフルのように免疫がつくわけではないので、永遠に移し合いができる点と、水を飲むと吐いてしまうので脱水になる点です。かかった1日目、恐らく20回ほど嘔吐しました。次の日病院に行き吐き気止めを飲んで、少しずつ食べる量を増やせばすぐ元気になりましたが、かかるとほんとに大変です。軽く見ると痛い目に合うので、衛生面を見直して欲しいです。給食を作る立場なのだから、そこはしっかりしてくださらないと、最悪の事態にもなりかねないので。
4、記事中で書かれている手袋も正しく装着して、正しく使えば効果はありますが間違った使い方をすれば効果はありません。手袋の内側である食品を触る部分に触れずに装着するとか、手袋をした状態で皮膚を触らないとか、手袋をした状態で不衛生な部分を触ったら交換するとか。こういうところまで気を付けないといけないので、手袋をすれば絶対安心という訳ではないというのは覚えておかないといけません。食品を扱う現場でも何回も言われますが、私が昔にバイトしていた現場では、意外にここまで完璧に気をつけている人は少なかったですね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/14384effbe6fca6ca43d035c6e0b60dd2e780114,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]