事件概要：2025年8月12日、第107回全国高校野球選手権大会で、広陵高校（広島）が部内暴力問題を理由に出場辞退を決定。これにより、2回戦で広陵と対戦予定だった津田学園（三重）は不戦勝となり、試合が行われなかった。大会本部は、津田学園が3回戦に向けて十分な準備を行えるよう、甲子園球場で特別な練習時間を設けることを発表。

14日、第3試合終了後、観客退場後の60分間、練習が許可されることになった。

コメント：今回の広陵高校の出場辞退は、高校野球という純粋な競技にとって大きなショックであり、選手たちの努力と情熱が無駄になったことは痛ましい。しかし、この事件が浮き彫りにしたのは、選手の指導体制や監督・コーチの責任の重大さである。暴力行為が起きた背景に、指導力やチームの規律を疎かにしている現状があるのではないか。今後、このような事件を防ぐためには、部内のコミュニケーション強化、選手同士の理解促進、そして暴力に対する厳格な処罰の導入が求められる。加えて、学校側が部活動の監督体制に対するさらなる見直しを行い、予防策を講じることが必須だ。このまま何も変わらないままだと、次々に同様の問題が繰り返されるだろう。

ネットからのコメント

1、これは素晴らしい措置ですね。不戦勝になってしまって、試合間隔がかなり空くのでどうするのかなと心配していたので。できればしっかりアップをした後、紅白戦できるぐらいの時間が欲しかったような気もしますが…。

2、不戦勝は一見ラッキーに見えるけど、実際は甲子園の雰囲気やプレッシャーの中で戦う貴重な機会を1回失ったということ。津田学園にとっては相手の事情とはいえ完全に不可抗力で、調整の難しさも含めて一番の被害者だと思います。今回の特別練習は良い配慮だけど、試合の緊張感までは再現できない。こういう事態が二度と起きないよう、高校野球界全体での再発防止も必要だと思う。

3、本当に広陵は迷惑。広陵が予選から出なければ崇徳高校とか他の広島の高校が甲子園に出られたし、旭川志峯もまだ勝ち進んでいたかもしれない。さらに今後津田学園が勝ち進んで優勝しても、一度不戦勝があるし一試合少ないから有利とか言われてイチャモンがついてしまう。広陵は今後本当どう責任取るの？辞退して終わりじゃなくて責任問題はこれからだよ。

4、被害者や県大会決勝で戦った崇徳、甲子園1回戦で戦った旭川志峯、そして今回の対戦相手だった津田学園。

色んな高校に迷惑をかけていますね。校長や監督は責任を取って早く辞任すべきです。ほとぼりが冷めたらしれっと監督復帰しそうですね。