事件概要
2023年秋、化粧品メーカー「マンダム」が主催するワークショップ「部活ヘアサロン」が奈良県橿原市で開催され、高校柔道界の名門・天理高校の柔道部が受講した。このワークショップは、「丸刈り=規律」という伝統に疑問を持つ部員や監督の意向で実施されたもので、男子部員36人中35人が参加。一部の部員は新しい髪形に挑戦し、「髪形と強さは無関係」と語った。背景には、柔道人口の減少や旧来的な慣習からの脱却への問題意識がある。ワークショップ後、受講した部員たちは柔道界全体のイメージ向上への期待を語った。

コメント
高校柔道界に未だ根強く残る「丸刈りは規律の象徴」とする風潮には、大きな課題が隠されています。個人の成長を重視すべき教育現場が、過去の慣習に囚われ、個々人の自立性や多様性を抑え込む構図には疑問を抱かざるを得ません。髪形が競技成績に影響を与えるわけではなく、むしろ個人の自由を尊重する姿勢が、精神的な成熟や競技力向上に寄与する可能性があります。
制度的な問題としては以下の点を挙げるべきです。第一に、形式的な規律が実質的な育成環境を歪めている現状の是正。第二に、感情や固定観念ではなく、データや合理性を基にした教育方針の立案。第三に、関係者間での議論を促し、全体的な意識改革を進めることです。
「丸刈りは本質を見失った規律」であるなら、それを捨てる決断こそが、柔道の精神にある「自分に克つ」という理念に真に寄り添うものではないでしょうか。未来への一歩を踏み出した天理高校の試みを契機とし、古い枠組みを次々と乗り越える柔道界の進化を期待します。
ネットからのコメント
1、あるスポーツでは丸刈りはスポーツするには楽、みたいな意見があるけどそれはプロ選手にほとんどいないから結局同調圧力が原因だと思いますねプロや大学生の1部ように望んで丸刈りにするのは別にいいと思いますが、スポーツ界全体でそれがまかり通ってるなら変えて行ったほうがいいと思う
2、丸刈りを半強制のように続ける文化は、さすがに今の時代には合っていないと感じます。髪型は本来かなり個人の自由に近い部分ですし、柔道の強さと丸刈りが直接関係するわけでもありません。
ただその一方で、柔道というスポーツの特性上、ある程度の規律や礼儀が重視されるのは理解できますし、その点は大事にされるべきだと思います。今回のように「自分らしさも大事にする」という取り組みは、全体としては良い流れだと思います。こうした変化が広がれば、柔道のような厳しいイメージの競技も、より多くの人にとって始めやすくなると思います。
3、多感な中学生や高校生にとって見た目も重要だと思うんですよね。プレーもそうだけど見た目もかっこいいとそれに憧れてその競技をやりたい子どもも増えるだろうし、なにより丸刈りが嫌で競技を辞める人も減れば全体的に競技人口も増えて盛り上がるだろうしね。邪魔にならない長さであればいいんじゃないかと。
4、柔道をやっていました。丸刈りやだなと思っていましたが、いざ伸ばしてやると髪の毛が引っ張られて頭皮が痛い。そして汗の処理。拭いてある程度で乾いてしまう。頭皮には良いよね。そんなことで丸刈りの良さを実感しました。なので、強制は駄目だけど丸刈りは柔道というスポーツにはあっているということでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/addbee45ceb29917c659e8902a5433fa71f51ae2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]