厚生労働省は21日、加熱式たばこの受動喫煙に関する評価を公表しました。調査によれば、加熱式たばこの使用により周囲の空気中の有害物質は増加するものの、健康影響との関連性を強く示すデータは現時点で不足していることが判明。同日、改正健康増進法の運用見直しを検討する専門委員会に報告され、規制のさらなる強化の是非が議論される可能性があります。2020年施行の改正法では、多くの飲食店を屋内禁煙とし喫煙専用室の設置を義務付けました。一方、加熱式たばこに関しては有害性に関する十分な裏付けがないことを理由に、特別措置として専用室内での飲食が許可されています。

加熱式たばこの受動喫煙問題における評価結果は、現行制度の不備を浮き彫りにしています。改正健康増進法施行から3年が経過してもなお、「周囲に有害物質が増加する」というデータが示されつつも健康への影響を断言できない状況は、現場への誤解を与えかねません。
抜け穴ともいえる特例措置によって、喫煙専用室内の飲食が許可されている状況は、規制本来の目的に疑問を投げかけるものです。一方で、調査不足が制度の適切な見直しを妨げていることは明らかです。
この問題を改善するには、まず加熱式たばこの受動喫煙に関わる健康データの収集を迅速に進めるべきです。飲食店での「専用室飲食許可」の特例を即時撤回し、より厳密な規制を導入する必要があります。そして、現行法の限界を認識し、全喫煙室での飲食禁止の徹底や屋内全面禁煙に向けた再検討も不可欠です。加えて、厚生労働省は専門的な研究の予算とリソースを大幅に増加させることで、科学的根拠に基づいた政策立案を迅速に行うべきです。
公衆衛生は国家の未来を支える基盤です。「たばこと健康」の問題を放置せず、国民の安全に対する果断な姿勢を示すことが今こそ求められています。政策が遅延している現状は健康へのリスクを容認しているのに等しく、早急な対応が必要です。
ネットからのコメント
1、アジアで多くの国が持ち込み禁止にしているのは、税収もあるでしょうが、結局影響がわからないというのが本音ではないでしょうか。
電子タバコだからと禁煙と書かれた場所でも関係なしに吸っている喫煙者を見ると、少しのルールくらい守らないと、結局据える場所がどんどん減らされていくのになと思います。
2、結局今のところよく分らん、という結論ですね。従来のたばこと比べると煙がなくてにおいも少ないですが、ある種独特ににおいを感じるので有害物質が加熱式たばこから出ているとは思いますね。まあ周囲の人の健康に多少でも悪影響を与える可能性があるのであれば、現行の規制を継続した方がいいのでしょう。喫煙できる場所が少なすぎるとは思いますが。
3、加熱式たばこは、従来の紙巻きたばこと比べると煙がほとんど出ず、においもかなり抑えられていると言われています。ただ、あの独特のにおいは後からつけた香料の影響が大きいとも聞きますし、成分自体もタールは少ない一方で、ニコチンについても副流煙でどれだけ実際に影響があるのかは議論が分かれているようです。とはいえ、完全に無害というわけではなく、加熱式たばこからも何らかの有害物質は出ているのは間違いないと思います。
そのあたりはまだ研究データも十分ではないようなので、今後の検証が必要だと思います。個人的には、分煙を徹底する意味でも加熱式たばこの喫煙所も作って、吸う人と吸わない人の空間をきちんと分ける形が理想だとは感じます。
4、吸わない人からすると紙タバコも加熱式タバコも不快に感じる人が多いと思う。吸う人の休憩待ちとか体にまとう匂いとか。加熱式だから良いでしょうとそこやかしこで吸っている人たちがいます。公共のトイレ、禁煙の飲食店やビル内など。電車内でもたまに見かけます。喫煙所が減って加熱式をあらゆる場所で吸っている人をみると周囲の悪影響を示してくれたほうが嬉しいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a18fce537d7d26ef3872e303648f8a0efed31fa2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]