5月23日、広島発羽田行きJAL252便で、乗務予定の客室乗務員2人が前日に規定違反の飲酒をした。先任客室乗務員の出社前検査でアルコールが検知されたが、事前検査を行わず空港へ向かい、乗務中止で交代要員確保に時間を要した結果、便は42分遅延。JALは6月12日に処分を実施し、7月17日に再発防止策を国交省へ提出した。

安全を最優先にすべき航空会社で、飲酒規定を理解していた乗務員が違反し、さらに検査結果の発覚を避けようとした事実は極めて深刻だ。問題は個人の意識不足だけではない。本人の申告に依存し、異常を即時把握できない検査体制や、現場で安全を指摘しにくい組織文化にも大きな欠陥があった。再発防止には、①全検査結果の自動記録・管理による隠蔽余地の排除、②定期的な安全教育と管理職への責任強化、③内部通報や相互確認が機能する仕組みの整備が必要だ。
航空の安全は「信頼してください」という言葉だけでは守れない。命を預かる企業には、個人の良心ではなく、誰が担当しても安全が守られる仕組みを作る責任がある。信頼を失う行動には厳格な改善で応えることこそ、本当の再発防止につながる。
ネットからのコメント
1、酒酔いで乗務した訳ではなく、いわば「未遂」で食い止められたのに騒がれすぎだし、そのせいなのか対策がおかしな方向に向かってしまっている。本来対策されるべきはそのようなトラブルで乗務員が変更になった場合でも乗客に迷惑をかけないようにする所なのだが、それは会社としてあまりにも大変すぎるという事なのかね。ぶっちゃけ、自分たち客側としては本来予定の乗務員が前日吐くまで飲んでたとしても、ちゃんと事前に差し替わって定刻に飛んでくれれば何も問題ない。 処分なんぞ社内で好きにすれば良かろう。
2、根本的な解決になっていないと思います。出社前検査で会社にアルコール検知報告がいったら、また欠航や遅延を起こし、今度は前日検査を導入するのでしょうか。酒気帯びで乗務しないのが目的だったと思いますが、乗務員に飲酒させないことが目的のようで当事者たちは気の毒ですね。
3、出社前の業務命令は労働基準法違反に該当するが、判例からすると電話報告ではなく自動送信にしているあたりが許容範囲とされる可能性が高い。そうなると牽制的に深酒をしなくなる方向性にふれるので一定の効果はあると思う。それでもダメだった場合、流石に本人の資質の問題であり、代替要員の確保時間も早まり遅延も最小限に抑えられる。
4、出社前検査を義務化するなら勤務時間にするべきではないか。禁酒にするなら滞在時間は拘束とみなし勤務時間とするべき。そもそも問題は滞在時間が短いからであり、十分な時間を確保するべき。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/28878ae38c55dfa4185f2271afcb9b917ecda79c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]