小学館の元従業員による複数の不適切行為が問題となり、同社は2026年3月12日に週刊文春の報道に関して公式声明を発表しました。2018年、取引関係上の優位性を利用し、性的行為を求めるなどの行為が発覚。その後、2020年には刑事告訴を受け不起訴処分となりましたが、2025年に別の不適切行為が判明したため従業員は退職。さらに、「写真集出版をトラブルの握り潰しに利用した」とする報道には事実誤認を主張。また、児童買春罪で有罪となった作家の起用に関する批判に対しても対応を検討中としています。同社は女性の尊厳と人権を軽視した企業体質を重く受け止め、謝罪の意を表明しました。

この問題は社会の根幹である倫理観や組織の責任意識を問うべき深刻な事案です。小学館の公式声明における謝罪は一定の信頼回復努力と見えますが、裏側に続く不祥事が示したのは企業文化そのものの欠陥です。
優位性を悪用した行為は、根本的な倫理規範の欠如を顕在化させ、社内処分だけでは防ぎきれない構造的な問題に起因していると考えられます。
まず、社内での安全通報制度の整備が必須です。社員間の情報共有や通報が適正に行われ、実効性のある調査によって早期対応が可能になる仕組みの改革が必要です。また、過去の問題を透明化し再発防止策を明確化して公表することが信頼を取り戻す鍵です。それに加え、外部専門機関による定期的な倫理チェックや講習を導入して社員教育を徹底すべきです。
人権を損なう行動が末端の従業員から発生している以上、それを許容し続けた企業体質の存在も強く疑念を抱かれます。「人権と尊厳」という本質的価値はどれほど公にされても形骸化し得るもの。組織として行動するとき、最も優先されるべき理念であるべきです。
ネットからのコメント
1、小学館は、創業者一族が代々トップを務め、そして非上場企業で様々なことを公開する必要が無く、コンプライアンス体制も含め外部の目からチェックを受けることが少ない。人権や内向きの企業風土が、この様な事象を生む要因になっている様に写る。
2、こんなの氷山の一角であるとしか思えないですね。出版社の社員は何か勘違いしている者が多いんでしょうね。経営陣をまともな感覚な人に変えていかないと、歴史の長い企業だけに、同じ事が繰り返されますよ。
3、刑事告訴、なんで不起訴になったんだろう?時系列がわからないけど、この刑事告訴された案件が最初の発端ならば、この件が事件化されていたら、2個目の不祥事は起きなかったのだろうか?それにしても、せっかく例の件の被害者が謝罪を受け入れてくれたのにね…。
4、表現の自由を標榜するトップ企業がいざ自分の不祥事となると守秘義務を盾にダンマリこれ何回目??本当にがっかりだよ…小学館系メディアの追及や質問には今後いかなる裏金政治家も不倫芸能人も口を開くことはなくなるだろう悪がはびこる世の中にまた一歩近づいたよ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7e885e2cb8f1aabe5aac62e541ccfa39885344d0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]