鹿児島県で数十年続いていた高校受験の「不合格内示」が、2023年春から廃止された。不合格者に事前通知を行い、掲示板の前で失意を味わうのを避ける配慮だったが、HPによる合否公表への移行とともに役割を終えることとなった。過去には番号通知の漏れなど手続き上の問題もあったが、デジタル化が進む中、鹿児島の一風変わった慣習も終止符が打たれた。一方で、宮城県などは掲示板発表継続を決定。受験のデジタル化が急速に進む中、地域ごとの文化や新たな価値の模索が問われている。

高校受験の「不合格内示」の廃止とデジタル化には効率性や公平性の向上といったメリットがある一方で、長年の慣習を失う寂しさや、新しい方式への適応が課題として浮かび上がっています。特に鹿児島県のように、不合格者への配慮として事前連絡を採用してきた地域では、伝統の終焉は単なる手続き変更以上の重みを持つでしょう。
この問題への対応策としては、①HPのアクセス集中トラブルへの万全な対策を立てる、②SNSやオンラインイベントを活用し、デジタル化でも温かみを感じられる仕組みを整備する、③地域や家庭の意見を丁寧に汲み上げて施策に反映させることが挙げられます。地域差が色濃く刻まれた受験文化を、単なる効率化の波で押し流すのではなく、新旧を融合した新しい価値の形を見出すことが必要です。
デジタル化がもたらす効率性を享受する一方で、人間らしい配慮の温かさを如何に損なわずに残すか。それが時代の要請に応える本当の改革ではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、長野県の話ですが、70代になるうちの父の高校生時代には、合否を掲示板まで行かなくても他の人から伝えてもらえるサービス?があったらしいです。しかし少し後に、「なぜ本人でも学校でもない赤の他人が、本人より先に合否を知っているのか」と問題になり、廃止となったとか。たしかに、こういう大事なことは自分で必ず確かめに行くのが当然ですよね。
2、配慮し過ぎな慣習だったわけですね 無駄な労力と 電話するほうも切ないでしょうにね 自分で見ればいいし いまならネットだからね自分も見に行って 本命落ちていてがっかりして帰ってきた口です その後記念受験してた進学校に受かっていたからよかったけど かなりショックでした でも それも今でも忘れられないくらいの出来事だから 人生の糧にはなっている気がする むしろ 不合格電話が掛かってくる方が ちょっと怖いよね
3、不合格の事前通知か、、、努力や挑戦の結果は、他者から聞かされるものではなく自分の目で確認しに行くもの。やる事は自分で決めるし、結果は自分の目で見届ける。良かったら、良かった喜びながら理由を反芻し、悪かったら足らなかったことを自分と向き合い、次に活かし進む。社会に出た後は、他者から聞かされる事が殆どになるが、、、せめて学生時代はそうあって欲しい。自分の意思と勇気ぐらいは必要だから、そうあって欲しいですね。
4、鹿児島に限らず、不合格だけを事前に通知する風習がある地域があるのを初めて知りました。ドラマなどでは、生徒が合否を知らない状態で合格発表の掲示板を見に行き喜んだり落ち込んだりするシーンが定番なので、ああいうのも青春の一コマなんだろうなとは思います。私自身は、高校受験は親族が見に行ってくれたのか、中学に通知が来て中学経由で知ったのか記憶が曖昧ですが、自分では掲示板を見に行きませんでした。大学は郵送でしたが、封筒の大きさで開ける前に何となく合否が分かってしまう、そんな感じだった記憶があります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b429dd66aa943164a10d5133d77fd3c68df6484f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]