2025年7月28日、アメリカ・ニューヨーク州クーパーズタウンで、イチロー(51歳)がMLB殿堂入りの表彰式に出席しました。今年1月に日本人選手として初めて殿堂入りが決まったイチローは、英語で19分間のスピーチを行い、会場から大きな喝采を浴びました。スピーチでは、自身の成績や挑戦、信念について語り、「小さなことをコツコツと続けていれば成し遂げられないことはない」と述べました。
イチローは、満票での殿堂入りが期待されましたが、わずか1票足りず、99.746%で選出されました。式典は雨で約1時間遅れ、イチローの後にランディ・ジョンソンやデレク・ジーターが紹介されました。イチローは妻・弓子さんと共に式に出席しました。スピーチ中、彼は1995年にメジャーリーガーとなった野茂英雄への感謝も述べました。
イチロー選手が記録した成績とその影響力は、言うまでもなく素晴らしいものです。しかし、殿堂入りに関するひとつの疑問は、彼がわずか1票足りずに満票での選出を逃したことです。この結果に対して、メディアや記者の評価の公平性が問われます。イチローの成績を冷静に見てみれば、彼の実績が唯一無二であり、満票での選出は当然の結果であったはずです。
それにもかかわらず、彼に対する1票の「疑問」を残すような扱いは、どう考えても不合理であり、制度の欠陥を示しています。
その背後にある問題は、選出基準や記者の個人的な偏見が影響を与えることです。殿堂入りの基準は選手の業績を適切に反映するべきであり、外部の要因に左右されるべきではありません。具体的には、記者による選出基準の透明性を高め、個々の選考過程を見直す必要があります。また、選出基準に多様性を持たせ、実績だけでなく選手への公正な評価が行われるようにすることが重要です。
イチロー選手の実力を否定することはできません。むしろ、このような不完全な選考結果こそ、メジャーリーグにおける制度改革の必要性を強く印象付けています。
ネットからのコメント
1、素晴らしいスピーチでした!ジョークを交えて、モノマネも披露し笑いを誘いながら、話している内容はこれまでと同じく、「偉大な記録を目指すのではなく、小さな積み重ねの継続が、気が付けば偉大なところ(記録)に到達することに繋がる」、これはイチローさんが小学生でも高校生でも社会人にもいつも話す金言です。
ただ、それをイチローさんのように続けることは至難の業でもある、といつも思って聞いています。 殿堂入り、永久欠番、本当におめでとうございます。同じ時代を生きてプレーを見ることが出来たのは本当に幸せでした。
2、これほどの本物は他にはいない! 永遠のLEGEND スピーチは、 笑いをとり、感動を巻き起こし、 ご自身の志と努力を示し、 人に感謝し、妻を大切に想い、 歴史に残ることを光栄と 表現された どれだけの人が、感動しただろう わたしは、感謝したい
3、自身の野球の歩み、オリックス入団からMLBへの挑戦そして様々なチームでの思い出、チームメイトや関係者への感謝を述べられました。そして自分にとって、MLBのパイオニア野茂さんへの敬意と感謝もありました。そして最後はやはり奥様への感謝と思い出でスピーチを結ばれました。緊張しながらもユーモアを交え、所々で声色を変えるなど、心のこもったさすがスーパースターの素晴らしいスピーチでした。
4、素晴らしいスピーチでした 日本時代にも言及していてキャリアを紐解くように順にしたがって話してくれたので日本人ファンには特に刺さったでしょう アメリカ挑戦に話が移り野茂英雄さんに言及していた辺りから現地の反応も大きくなったように感じました イチローさんをリアルタイムで観てきた世代の人にとっては一緒に足跡を振り返ることができて感動的だったし、最後に弓子夫人への感謝と野球観戦エピソードで締めたのも本当によかったです イチローさんたくさんの感動をありがとうございました
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8c758aa9d1c17b1ec1dc018ab968dea9eae0db45,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]