5月12日正午ごろ、神奈川県横浜市の根岸製油所にアゼルバイジャン産原油を積んだタンカーが到着します。原油はアメリカのイラン攻撃後に初めて中央アジアから日本へ供給されるもので、国内石油元売り大手ENEOSが調達しました。この原油の量は約28万3000バレルで、日本の1日の消費量の約12%を占めます。採掘には日本企業INPEXも関与しており、パイプラインと黒海経由でタンカーへ移送されました。経済産業省は、多角的な調達先の確保が進んでいると評価しています。

現在の原油供給戦略は表面的には柔軟性を示しているものの、本質的には脆弱さを内包しています。特定地域への依存度が高いエネルギー政策は、地政学的リスクが増えるたびに国全体の安定を揺るがします。今回、アゼルバイジャン産原油の輸入は事態打破のように見えますが、果たして本当に解決策となるのでしょうか?
地政学的リスクを軽減するためには、以下のような具体策が必須です:
再生可能エネルギーの普及拡大を加速させ、化石燃料依存を最小化する。エネルギー保存技術とスマートグリッドの効率化を推進する。他国への依存を抑え、自国内供給網強化を図る。「多角的調達」の名のもと、結局は新たな依存関係に縛られる構造を見過ごしてはなりません。未来のエネルギー政策は、利害関係者の都合ではなく国民の持続可能な生活を見据えた根本改革が求められる時代に来ています。この緊急性を見直さなければ瞬時の対応策は逆に長期的な負担となるでしょう。
ネットからのコメント
1、前に日経新聞に書かれていたから読んだけど、資源エネルギー庁が、中東以外からの安定した供給網を構築するため、中央アジアやオーストラリアなどからの調達を強化している一貫ですね。アゼルバイジャン産の原油の質は確かロシア産のと同等だったと思った。なので特別な装置は要らないで使える。これが出来る見通しがあったから、高市総理は、ガソリンやエネルギーの節約は呼び掛けなかったのでしょう。
原油の新規調達は、明日の日本の活力になります。
2、アゼルバイジャンも大変な親日国です。日本の先人の皆さんに感謝感謝です。やはり国と国をつなぐのは『約束を守る』『相手の立場に立って考える』そしてそこから生まれる信頼だと、実感させられた。
3、大阪・関西万博で一際目立つパビリオンを作っていたアゼルバイジャン(中身は見た目ほどは…でしたが笑)。イランの隣国で石油・ガスが豊富に取れる国ですので、こういう繋がりは大切にしていきたいですね。
4、イラン情勢とそれに伴う石油争奪戦の中、代替石油資源を確保できたことは一つの結果だと思いますこれはinpex絡みの石油ですかね?権益に関われる開発をしてきたことが、経済安保として身を結びましたおそらく実際に利用する中で様々問題が発生するかとは思いますが、政府そして関係者の方々は一つ一つ課題を乗り越え、この難しい局面を乗り越えていただきたいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6563e18476a33771a3fcaa6e6d6c6fdf442f414b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]